【オンライン展示会】3つの成功事例とポイント
近年、集客から開催、開催後の対応までインターネット上で行える“オンライン展示会”が注目されています。天候や場所を気にせずに開催できるため、遠方の顧客にも参加してもらえるメリットがあります。
また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって「オフラインイベントを開催できなくなってしまった」「開催できたとしても集客できるか不安」といったお悩みの解消にも活用できます。
しかし、オンライン展示会はオフライン展示会と比較するとあまり浸透していない取組みのため、「成功するか不安」という思いから、なかなか開催に至らない担当者の方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、オンライン展示会の3つの成功事例と成功のポイントについてご紹介します。オンライン展示会の計画立案や運用体制を整える際にぜひ参考にしてみてください。
成功事例①数千人の参加者を獲得した事例
1つ目は、数千人以上の参加者を獲得した成功事例です。
オンライン展示会は「オフラインと比べて集客が難しいのでは?」という声もありますが、数千人規模の参加者を集客することも可能です。
▼事例詳細
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成功のポイント
オンライン展示会というと、「あらかじめ用意されたテンプレートに、画像・動画などのコンテンツを組み込んで会場を設営する」というイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。
この方法は、コストを抑えられる反面、自社のブランドイメージに沿わない場合があるという弱みがあります。
今回の事例では、ブランドイメージに合わせることを重視してテンプレートのデザインのカスタマイズを行った結果、成功につながったという一例です。
開催期間中も、定期的にアクセスログを辿りながらコンテンツのPDCA(Plan・Do・Check・Action:計画・実行・評価・改善)を回したことで、結果的に数千人規模の集客を実現できました。
特に、コンテンツを柔軟に入れ替えられる点に関しては、オンライン展示会ならではの強みです。長期にわたって開催する場合に検討したいポイントの一つといえます。
▼成功のポイントまとめ
- ブランドイメージに合わせたデザインのカスタマイズを行った
- アクセスログを定期的に監視して参加者の興味・関心を分析した
- ニーズに合わせてコンテンツの入れ替えを適宜行った
- 定期的にダイレクトメール(DM)の送付を行った
詳しくは、こちらをご確認ください。
▶取引先限定情報のハブとなるオンライン展示会の開設
成功事例②脱テンプレートで訴求力が向上した事例
2つ目の成功事例は、画一的なテンプレートから脱却して、自社専用のサイト構築によって、自社製品の訴求力を高めることに成功した一例です。
サイトのテンプレ―トデザインだけでは自社イメージを補いきれない場合は、自社イメージに合わせたオリジナルのデザインを使用するのがコツといえます。参加者への訴求力が高まることで、自社製品をアピールしやすくなります。
▼事例詳細
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成功のポイント
事例①と同様に、ブランドイメージに合わせたデザインのカスタマイズが、ブランドの魅力や製品のアピールポイントを訴求する一助となりました。
製品の特性を伝えられるオリジナルコンテンツを作成して、好評だったコンテンツを展示会の終了後に自社の常設サイトへ移設して活用したこともポイントです。
プラットフォームを利用するのではなく、自社専用のオンライン展示会のサイトを構築することで、開催後もコンテンツを常設できるという強みがあります。
▼成功のポイントまとめ
ブランドイメージに合ったオリジナルデザインや製品をアピールしやすいオリジナルコンテンツを制作した
参加者から好評だったコンテンツを更新して、展示会終了後も常設した
詳しくは、こちらをご確認ください。
▶リアル展示会に変わるバーチャルショールームを開設
成功事例③参加者とのコミュニケーションの場を設けた事例
3つ目は、オンライン展示会上に参加者とのコミュニケーションの場を設けて成功した一例です。
参加者とのコミュニケーションが取りやすいコンテンツやサイト動線にすることで、オフラインイベントの代替となる柔軟な対応を実現しました。
▼事例詳細
招待者数:約2,000人 |
成功のポイント
オフラインイベントとは違い、オンライン展示会では、企業・参加者がリアルタイムにコミュニケーションを取ることが容易ではありません。そのため、オンライン展示会では、コミュニケーションの取りやすさに重点を置いた事前準備が重要といえます。
今回の事例では、予約・問合せフォームの設置をはじめ、分かりやすい動線の設置、撮影・編集、動画の配信管理などをすべてビークスにお任せいただきました。その結果、スピーディかつ質の高いコンテンツを配信することに成功しました。
このように、自社で補いきれない業務を外部委託して、参加者とコミュニケーションを取りやすくするほか、専属の担当者をつけることで、オンライン展示会の予約や急な配信日の変更などに対しても柔軟に対応できます。無理をして自社ですべて対応しようとしないことも成功へ導くコツといえます。
▼成功のポイントまとめ
- オンライン展示会の開催業務をまとめて外部委託した
- 専属担当者をつけて窓口を一つに集約した
詳しくは、こちらをご確認ください。
▶オンラインセミナーをサイト制作から撮影/配信までトータルサポート
まとめ
この記事では、オンライン展示会の成功事例について、以下の内容を解説しました。
- オンライン展示会の3つの成功事例
- 成功事例における成功のポイント
オンライン展示会の実施には、サイト開設やコンテンツ制作、当日の問合せ対応など、さまざまな業務が発生します。
また、自社製品・サービスを効果的に訴求するには、ブランドガイド・製品カテゴリーに応じたデザインのカスタマイズや独自コンテンツが必要となります。
これらすべてを自社で対応することが難しい場合には、オンライン展示会を全面サポートしてくれる専門会社に委託することも一つの方法です。
『ビークス』では、オンライン展示会のシステム『caspa+a(キャスパー)』の提供に加えて、デザイン・機能のカスタマイズ、オリジナルコンテンツの制作が可能です。
予約管理や当日の問合せ対応、開催後のレポート作成にも対応しているため、オンライン展示会の実施に要する労力・時間の削減にも貢献します。
詳しくは、こちらの資料をご確認ください。
併せて、オンライン展示会の失敗例についてはこちらの記事をご確認ください。
ビークスの詳しいサービス内容はこちらをご確認ください。