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国内で開催される自動車の展示会。 基本情報と出展時のポイント

自動車の分野に特化した展示会では、EVや自動運転、軽量素材、スマートシステムなどの先進技術を広くアピールできる貴重な機会となります。

さまざまな分野のメーカー・技術者・研究者などが参加するため、今後をともに歩むパートナーや新規顧客と出会える可能性があります。

自動車業界の営業部門やマーケティング部門の担当者のなかには「どのような展示会に出展するとよいか」「展示会を成功させるポイントはあるか」など気になる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、自動車業界における展示会の特徴や国内で開催されている代表的な展示会、出展時のポイントについて解説します。


目次[非表示]

  1. 1.自動車業界における展示会の特徴
  2. 2.【国内開催】主な自動車関連の展示会
    1. 2.1.➀Japan Mobility Show
    2. 2.2.②TOKYO AUTO SALON
    3. 2.3.③大阪オートメッセ
    4. 2.4.④人とくるまのテクノロジー展
  3. 3.自動車関連の展示会に出展する際のポイント
  4. 4.ビークスがサポートした自動車関連の展示会
    1. 4.1.事例1|東京モーターショー(現JAPAN MOBILITY SHOW)
    2. 4.2.事例2|TOKYO AUTO SALON
  5. 5.まとめ


自動車業界における展示会の特徴

自動車業界の展示会は、自動車に関連するさまざまな技術・製品・部品などが集約された大規模な複合展として開催されています。


▼特徴

  • 大規模なイベントホールや国際会議場などで開催される
  • 複数の出展テーマ・展示品目が設定されている
  • BtoB向けとBtoC向けの展示会がある など


大規模な複合展では、出展者数が数百社、来場者数が数万~数十万人に及ぶものもあり、一度に大勢の人へ自社をアピールすることが可能です。

また、展示会ごとにさまざまな出展テーマが設けられており、展示品目も多種多様となっています。自社の技術・製品の展示だけでなく、経営課題の解決や事業拡大に向けてほかの企業とのビジネス共創を生み出す機会として活用が期待されます。



【国内開催】主な自動車関連の展示会

ここからは、国内で開催されている主な自動車関連の展示会を紹介します。


➀Japan Mobility Show

Japan Mobility Showは、モビリティ産業に関する課題を持つスタートアップ企業と、事業共創による革新を遂げたい企業との出会いの場を創出することを目的としたBtoB向けの展示会です。

これまで東京モーターショーとして開催していたイベントが生まれ変わり、Japan Mobility Showとなりました。2年を1パッケージとしてビジネスイベントとショーイベントを毎年交互に実施します。2024年はビジネスイベントであるJAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024を開催します。


▼Japan Mobility Showの概要(2023年度)

2023年度の来場者数
約111万2,000人
出展者数
200社
開催場所
東京ビッグサイト(東京国際展示場)
出展費用
基本工事費・使用料で30万円程度


②TOKYO AUTO SALON

TOKYO AUTO SALONは、日本最大級といわれているカスタムカーやチューニングカーに関するモーターショーです。

業界の関係者だけでなく、車を愛する一般のファンも多く来場しており、自動車関連のゲームやファッション製品、モータースポーツなどの幅広い品が展示・販売されています。


▼TOKYO AUTO SALONの概要(2024年度)

来場者数
23万72人
出展者数
341社
開催場所
幕張メッセ(日本コンベンションセンター)
出展費用
24~50万程度


※正会員の場合における、1小間または1スペース当たりの費用。ブースの規格によって費用が異なります。


③大阪オートメッセ

大阪オートメッセは、カスタムカーをメインとしたエンターテインメントを提供する関西有数のモーターショーです。

業界関係者に加えて大勢の車好きファンが来場しており、自動車メーカーによるプロモーションや新商品の発表、テストマーケティングなどに活用されています。


▼大阪オートメッセの概要(2025年度)

2024年度の来場者数
21万1,738人
出展者数
-
開催場所
インテックス大阪(大阪国際見本市会場)
出展費用
19~56万円程度


※1小間当たりの費用。ブースの規格によって費用が異なります。


④人とくるまのテクノロジー展

人とくるまのテクノロジー展は、自動車に関する最新の技術が集結する業界向けの展示会です。神奈川県横浜市と愛知県名古屋市の2箇所で開催されており、オンラインを含めたハイブリッド形式で行われています。

2050年カーボンニュートラルを目指した技術課題の取り組みや、EV・自動運転などの先進技術を披露する場として、交流の促進と事業拡大が期待できます。


▼人とくるまのテクノロジー展の概要(2024年度)


横浜展示会
名古屋展示会
来場者数
3万208人
1万1,759人
出展者数
約500社
約300社
開催場所
パシフィコ横浜
Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)
出展費用
33~48万円程度


※オフラインによる開催費用



自動車関連の展示会に出展する際のポイント

自動車関連の展示会に出展する際のポイントには、以下が挙げられます。


▼ポイント

  • コンセプトを策定する
  • 事前の集客施策を実施する
  • 効果測定を実施する


自動車関連の展示会には、業界のサプライチェーンを対象にしたBtoB向けと、一般の人を含めたBtoC向けがあります。出展の目的を踏まえたうえで「どのような人に何をアピールしたいのか」といったコンセプトを策定することが必要です。

また、数ある出展者がいるなかで自社ブースに足を運んでもらうには、事前の集客施策に力を入れることもポイントです。マスメディアやインターネットで自社の出展情報を宣伝したり、業界関係者に招待状を送付したりする方法があります。

出展後は、自社ブースに訪れた人の数や属性、商談に至った数などの効果を測定して、次回の出展に生かすことが欠かせません。



ビークスがサポートした自動車関連の展示会

ここからは、ビークスがサポートした自動車関連の展示会を紹介します。


事例1|東京モーターショー(現JAPAN MOBILITY SHOW)


JAPAN MOBILITY SHOWの前身となる展示会『東京モーターショー』において、自動車用品メーカーさまのブースを手掛けた事例です。


▼ディスプレイを用いた製品説明のイメージ


また、YouTuberがドライブレコーダーを使用したさまざまな動画を配信したり、体験型のブースを設置したりして来場者が楽しめる仕掛けを用意しています。


▼YouTuberとコラボレーションしたブース


事例2|TOKYO AUTO SALON


『TOKYO AUTO SALON』において、自動車用ボディコーティング材の技術開発・施工を手掛ける企業さまのブースをサポートした事例です。


▼モデルによる演出


黒を基調とした堅牢なイメージのあるデザインに加えて、音・光を連動した映像技術、モデルやダンサーによる動きのある演出により、出展社のブランドイメージを視覚的に訴求しています。



まとめ

この記事では、自動車関連の展示会について以下の内容を解説しました。


  • 自動車業界における展示会の特徴
  • 国内で開催される自動車関連の展示会
  • 自動車関連の展示会に出展する際のポイント
  • ビークスがサポートした展示会の事例


自動車業界では、出展者数が数百、来場者数が数万~数十万にも及ぶ大規模な展示会が開催されています。業界のサプライチェーンだけでなく、一般の人を対象とした展示会があり、テーマや出展品目も多岐にわたります。

数ある出展社がいるなかで自社を強く印象づけるには、目的に合わせたコンセプトを策定して、ブースの設計や訴求方法を検討することが重要です。

ビークス』では、展示会の企画からブースの設計、運営までをトータルサポートしています。自動車関連の展示会にも実績があり、貴社の魅力を最大限にアピールできるブースをご提案いたします。

詳しくは、こちらの資料をご確認ください。


沖田
沖田
ビークスのディレクターです。オンライン・オフラインの展示会業務に関わる方に向けて最適な情報をお届けします。 ビークスは展示会サポート歴20年。イベント企画・デザイン・運営などのノウハウを活かして、展示会の開催・出展をトータルでサポートいたします。
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