オンライン展示会プラットフォームの選び方
オンライン展示会を開催の準備を始めて最初のお悩みに、
「どうやってプラットフォームを決めればいいかわからない」というものがあります。
急激な需要の拡大に伴って様々なサービスが誕生し、主催者としてどのような考え方でプラットフォームを決めればいいのか。
今回はそのプラットフォームの選び方についてお話します。
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プラットフォームの種類にはどんなものがある?
プラットフォームは様々ありますが、その種類としては大きく分けて「セミナー配信特化型」「3D体験型」「CMS型」などがあります。
「セミナー特化型」は文字通り、セミナー配信に重きを置いて、誰でも簡単に配信設定ができたり、サイト構築ができたりするものです。
詳細な来場者の視聴ログを残す、セミナーにアンケートを紐付けマーケティング調査を行なうなど、動画配信を中心にサイト構築を行っていきます。
一般的に、ページのデザインのテンプレートはある程度決まっていて、「いかに配信が見やすいか」「セミナーを中心に視聴者とのコミュニケーションが取りやすいかどうか」に特化して構成されており、製品展示よりもセミナーによるコミュニケーションが重視される傾向にあります。
「3D体験型」は、バーチャル空間にオンライン展示会場を設け、来場者自身がその会場内を回遊することで、リアルイベントのような製品や企業との出会いを演出するプラットフォームです。
オンライン展示会はどうしてもリアル展示会のようなイベント感やライブ感を感じにくいというデメリットがありますが、3D体験型はそのデメリットを補う体験を目指すことが最大の特徴です。
実際に商品画像を見れたり、動画を視聴したり、説明員とリアルタイムで話をするなど、ライブ感のあるバーチャル空間が提供されます。
ユーザー側に知識がなく、会場内で不便さを感じるなど課題は多くありますが、これから発展していくプラットフォームです。
「CMS型」は急増したニーズに対応し、できるだけ早く簡単に誰でもオンライン展示会を開催することに特化したプラットフォームです。
ある程度のテンプレートが決まっていて、簡易な入力フォームで情報登録を行うだけで、オンライン展示会ページを作成できるサービスが多く、3Dブースにパネルで情報掲示を行うものや、シンプルなWebページとして解説するものなどがあります。
このほかにも様々なバリエーションがありますが、それぞれの特徴を理解してミスマッチのないプラットフォーム選定が必要となります。
オンライン展示会プラットフォームの選び方-目的と手段で考える-
実際にどのようなサービスを利用するのかを決定するためには、上記のようなそれぞれの特徴を理解した上で、自社に必要な機能を見極める必要があります。
どのような機能があって、どのようなサポートがあるのかを調べ、自社の目的にあったサービスを選択する必要があります。
実際に体験してもらうことで魅力が伝わる製品の訴求には「3Dコンテンツでできるだけ具体的に製品訴求が必要だ!」というような考え方や、オンライン商談によるデモが必要になるかもしれません。
逆に「見る」ことよりも、サービスを「理解する」ことで魅力が伝わるような訴求対象の場合は、3Dサービスよりもセミナー配信やサイトコンテンツによって製品訴求が可能なサービスが必要かもしれません。
誰に何を伝えたいのか、という目的と手段の考え方から整理する必要があります。
実は目に見えない手間がかなりかかる-運営業務サポート-
サポート体制も重要な視点の一つです。
まだ新しい文化と言えるオンライン展示会については、準備の段階で想像以上の手間がかかったり、なんとか開催してみたものの想定外のトラブルに見舞われたりすることも少なくありません。
コストを抑えたサービスも多くありますが、どの程度までサポートしてもらえるかというチェックは必ず必要になります。
制作過程においても、製品の見せ方や効果的な動線の設定、レポートのまとめ方などノウハウが必要なことは多々あります。
展示会担当者の皆様は他の業務と並行して、展示会の運営を行われることが多いと思いますが、出展物の取りまとめ、撮影の段取り、集客の取りまとめ、原稿のチェック、問い合わせ対応など、目に見える制作物以外にも多くの手間がかかります。
プラットフォームの機能だけでなく、制作にかかる手間をどれだけ軽減することができるか、そのためのサポートがどうなっているのかも是非チェックしてみてください。
プラットフォーム選択には、機能とサポート内容両方の把握が必要
プラットフォーム選択のポイントには、「目的に対しての必要な機能」スムーズに開催するための「運営業務サポート」の2点が非常に重要です。
目的に対して、必要な機能はあるか?
機能を十二分に活用するためのノウハウを提供しながら、スムーズな運営/制作進行をするためのサポート体制はどうか、しっかりご確認ください。
弊社では基本機能提供はもちろん様々な拡張デザインをベースに、事務局としての運営代行も行なっております。
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