【業種別】オンライン展示会の7つの成功事例を紹介
オンライン展示会は、Webサイト上で開催するため、コロナ禍での新たな顧客獲得の場として活用が期待されています。
しかし、オンライン展示会が一般的となってまだ日が浅いため、オンライン展示会の具体的なイメージをつかみかねている担当者の方もいるのではないでしょうか。
オンライン展示会の開催を検討している方は、成功例を参考にしながら、実施方法やコンテンツの内容などを検討することが大切です。
この記事では、さまざまな業種で開催されたオンライン展示会の成功事例を7つ紹介します。
なお、具体的な成功事例とポイントについては、こちらの記事でも紹介しています。
目次[非表示]
- 1.オンライン展示会の7つの成功事例
- 1.1.①樹脂・機械製品製造業
- 1.2.②機材販売業
- 1.3.③自動車業界向け製造業
- 1.4.④雑貨メーカー
- 1.5.⑤農業器具の製造・販売業
- 1.6.⑥工作機械の製造・販売業
- 1.7.⑦総合サービス・製造業
- 2.まとめ
オンライン展示会の7つの成功事例
オンライン展示会は、さまざまな業界で開催されています。ここからは、実際にオンライン展示会が成功している7つの事例を紹介します。
①樹脂・機械製品製造業
樹脂・機械製品を製造販売する会社では、オフライン展示会を模した実写形式でオンライン展示会を開催しています。
参加者が製品情報を調べやすいように、Webサイト上の製品アイコンをクリックするだけで閲覧できる設計にしています。詳しい製品情報は、ページ遷移によって確認することが可能です。
また、開催時期を設定せずに常設することで、集客の幅を広げています。さらに、直感的に操作できるUIによって、オンライン展示会に不慣れな方でも操作しやすいように配慮していることも成功につながっていると考えられます。
②機材販売業
さまざまな機材の販売をしている会社では、複数の業種向けに商品情報を見やすく・分かりやすく工夫しながらオンライン展示会を開催しています。
業種別に出展ページを制作することで、視覚的に分かりやすいレイアウトを実現しています。全体的にイラストのデザインで統一されていますが、レポート動画を取り入れたり、製品の写真を取り入れたりして、メリハリをつけることで理解度を高めています。
また、セミナーや資料ダウンロードのコンテンツを設置して、詳細な顧客情報を獲得できる仕組みを構築していることもポイントです。
チャットによるサポートを実施することで、オンライン展示会の課題となる双方向のコミュニケーション不足もカバーしています。
③自動車業界向け製造業
従来はオフラインで行っていた自動車業界向けの自社開催型展示会セミナーを、オンラインで開催した成功例があります。
事前収録のセミナー動画に編集をほぼ加えていないことや、1日限定配信にすることで、臨場感・特別感を演出していることが成功につながった要素の一つといえます。
後日オンデマンド配信を希望する方には、DM配信で集客を促すことで、リード獲得を図っていることもポイントです。
また、セミナーの講演内容に関連する製品ページを併設して、講演資料のダウンロードやアンケートの回答を促すことで、効率的なリード情報の獲得につなげています。
④雑貨メーカー
雑貨メーカーでは、遠方の顧客とのコミュニケーションを図るために、オフライン展示会とオンライン展示会を組み合わせた、ハイブリッド型の展示会を開催しています。
訴求方法にも工夫しており、雑貨の魅力をリアルに近い感覚で訴求できるように、実際の会場を360°カメラで撮影して、Webサイト上にバーチャル空間を構築していることもその一つです。
ほかにも、ワンクリックで新製品情報や動画を閲覧したり、クリック・スワイプだけで回遊したりできるシンプルなシステム設計で、ユーザビリティにも配慮しています。
展示会の開催後は、オフライン展示会に来場した顧客のリマインド用としてもコンテンツを活用しています。
⑤農業器具の製造・販売業
農業器具の製造・販売を行う会社では、オンライン展示会で情報収集を行いやすいレイアウト設計にしています。
トップページには直感的に分かりやすいソリューションメニューを配置して、参加者の知りたい情報へと誘導しています。
また、自社製品のラインナップをクリックすると、動画や製品紹介を閲覧できるようになっており、情報を集めやすいこともポイントです。
ほかにも、本来の目的以外の情報収集がしやすい設計となっているため、自社の幅広い製品の認知度向上・関心喚起につながることが期待できます。
⑥工作機械の製造・販売業
工作機械の製造・販売を行う会社では、オンラインでもオフラインに近い臨場感や回遊性を体験できる設計を行っています。
3DCGでWebサイトを制作することで、ストリートビューのように会場内を回遊できるようなデザインです。
また、常時表示できるマップ機能を上部に配置することで、どこを閲覧していてもプラットフォーム内を簡単に回遊できます。
さらに、オンラインセミナーやサステナビリティなどの情報発信メニューを設けており、参加者が情報を得やすくなっています。
情報収集や回遊しやすいレイアウト・動線設計によって、滞在時間の延長や離脱の防止などが期待できます。
⑦総合サービス・製造業
ビジネス交流会として協賛企業を募って行われる自社開催イベントを、オンライン形式で実施した成功例があります。
Webサイト上では、エリアマップや検索タグから直感的に関連企業を抽出して、参加者が動線に悩まないような設計にしています。
マッチングツールとして面談予約フォームを設けることで、リード獲得とアポイントメントの成立を促します。
また、出展者情報は、各社専用の管理画面からドラッグ&ドロップでアップロードできるため、主催者側のデータ集計・管理の労力削減が可能です。
まとめ
この記事では、オンライン展示会について以下の内容を紹介しました。
- オンライン展示会の7つの成功事例
オンライン展示会は、さまざまな業界・業種で開催されています。動画や3DCGなどを活用することで、オフライン展示会に近い顧客体験を提供できます。
開催にあたっては、商材や展示数などに応じて、魅力が伝わるコンテンツの制作がポイントです。また、参加者の離脱を防いで、資料ダウンロード・問い合わせにつなげるには、必要な情報を検索しやすいレイアウトや、スムーズなUIに配慮することも大切です。
『ビークス』では、企画デザインや実施運営計画、システム運用のすべてをサポートしており、オンライン展示会の課題の解決に尽力いたします。
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