展示会の動画制作で差をつける! 興味関心を高める3つのポイント
展示会への出展を通して、新規リードの獲得や商談機会の創出につなげるためには、いかに商材の魅力を伝えて参加者の興味関心を惹きつけられるかが重要となります。
ブースへの集客や展示商品のアピールのために活用されるコンテンツの一つに、動き・音で魅力を表現できる“動画”が挙げられます。
展示会に活用する動画制作の準備を進めている企業の担当書さまには、「参加者の興味関心を惹くためにどのような工夫が必要なのか」「外注した場合にどれくらいの費用がかかるのか」などと疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
この記事では、展示会向け動画の活用シーンを踏まえつつ、活用するメリットや制作のポイント、費用相場について解説します。
目次[非表示]
展示会における動画の活用シーン
展示会のコンテンツとして用いられる動画にはいくつか種類があります。主な種類と目的は、以下のとおりです。
▼動画の種類と目的
種類 |
目的 |
商品・サービス紹介動画 |
商材のコンセプトや利用シーン、スペック、特徴などを伝えて、商材への理解を深めてもらう |
企業紹介動画 |
自社の事業内容・理念・文化などを伝えて、ブランディングや信頼醸成につなげる |
ティザー動画 |
|
セミナー動画 |
担当者がプレゼンやセミナーを実施している様子を配信して、企業と商品について理解を深めてもらう |
また、上記の動画コンテンツは次のようなシーンで活用できます。
▼動画コンテンツの活用例
活用シーン |
用いられる動画の種類 |
展示ブース内 |
商品・サービス紹介動画、企業紹介動画 |
自社ブースの入り口 |
ティザー動画 |
セミナーブース |
セミナー動画 |
なお、展示会に用いられる動画コンテンツの種類については、こちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。
展示会に動画を活用するメリット
展示会に動画を活用すると、以下のようなメリットがあります。
▼動画活用のメリット
- 直感的な理解を促せる
- 特徴や魅力が伝わりやすい
- 参加者の目にとまりやすい
- 営業ツールとして使用できる
動画を活用すると、映像と音楽という視覚・聴覚での訴求によって、短時間で多くの情報を伝えられます。動画は、文字と写真だけの場合と比べて、5000倍の情報量を持つといわれるほどです。そのため、商材や企業への直感的な理解につながりやすくなります。
利用シーンや商品のコンセプトなどをまとめた動画を活用すると、文章・口頭説明では伝わりにくい内容のほか、実際に手に取って見られない無形商材も分かりやすく訴求できます。
また、動きや音のある動画は、静止画のコンテンツと比べて参加者の目にとまりやすいため、自社ブースへ誘導したり、滞在時間を伸ばしたりする効果も期待できます。一度制作した動画については、Webサイトへの掲載や営業ツールなどに流用できることもメリットの一つです。
参加者の興味関心を惹く!動画制作のポイント
自社商材の興味関心を引く動画を制作するためには、参加者が視聴しやすく内容を直感的に理解できるような工夫が必要です。
ここからは、動画制作のポイントを3つ解説します。
①オフライン展示会では動画の尺を短くする
オフライン展示会の来場者は短時間で効率的にブースを回りたいと考えるため、動画の尺が長くなると立ち止まって見てもらいにくくなります。
来場者に足をとめてもらい、動画を最後まで見てもらうには、尺を短くして繰り返し再生することがポイントです。
▼目安となる動画の長さ
種類 |
長さ |
商品・サービス紹介動画 |
1~2分ほど |
企業紹介動画 |
1~2分ほど |
ティザー動画 |
15~30秒ほど |
②アニメーションや音を取り入れる
動画で商材の特徴・魅力を分かりやすく訴求するには、アニメーションや音を取り入れることが有効です。
動画内でのテキスト説明を最小限に抑えて、商材のイメージや情報に合わせてアニメーション・音で演出することで、テンポよく視聴しやすくなります。
また、視覚・聴覚で参加者に訴えることで、感情を想起させて興味関心を引き出したり、インパクトを与えたりする効果も期待できます。
▼アニメーション・音の取り入れ方
- 商材の使用シーンや課題解決のストーリーを2Dまたは3Dイラストのアニメーションにする
- 動画内の重要なタイトル(文字)に動きをつけて目を惹く
- 動画の展開に合わせてBGMの曲調を変える
- 商材の世界観とマッチした音楽を選択する
- 注意を引きたいところで効果音を入れる
③テロップ・ナレーションを活用する
動画の内容に合わせたテロップやナレーションを取り入れると、より直感的に内容を理解しやすくなります。
展示会で動画を配信する際、周辺のブースや参加者同士の会話などによって音声が聞こえにくくなることが考えられます。
音声が聞こえにくい状況でも動画の内容を理解できるように、テキストに合わせてナレーションをつけたり、重要なポイントにテロップをつけたりすることが有効です。
動画制作を外注する際の費用相場
動画制作を外注する場合、動画の種類や長さ、アニメーションの有無などによって費用は変動します。安いものであれば10〜30万円ほどで作れますが、本格的な動画であれば200~300万円を越え、高いものは1000万円にも届くことがあります。
自社で動画制作が難しい場合には、複数の会社で見積もりを依頼して、比較検討したうえで予算に含めておくことが重要です。
なお、展示会後にWebサイトで配信したり、営業ツールとして利用したりする場合には、制作費用を別予算で考えるケースもあります。
まとめ
この記事では、展示会の動画制作について以下の内容を解説しました。
- 展示会における動画の活用シーン
- 展示会に動画を活用するメリット
- 参加者の興味関心を惹く動画制作のポイント
- 動画制作を外注する際の費用相場
展示会では、商品・サービス紹介動画や企業紹介動画、ティザー動画、セミナー動画などが活用されています。映像や音楽を用いて視覚・聴覚に訴えかけられるため、参加者の目を惹いたり、商材の魅力を分かりやすく伝えたりできます。
参加者の興味関心を高めるためには、動画の尺を短くしたり、アニメーションやロップ・ナレーションを活用したりして、視聴しやすくする工夫が必要です。
また、自社での動画制作が難しい場合には、費用の見積もりを依頼したうえで、外部の制作会社に依頼することも一つの方法です。
『ビークス』では、展示会の企画立案からブース制作、当日の運営まで一貫してサポートしております。展示会を成功に導く動画制作についても、お気軽にお問い合わせください。