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チラシ・フライヤーを使って展示会ブースへの集客力を向上! 制作のポイントとは

展示会に出展して成果につなげるには、参加者に自社のブースへ足を運んでもらい、認知の獲得や興味関心の喚起を図る必要があります。

しかし、いかに魅力的な企画であっても自社のブースへ集客できなければ目標を達成することは難しくなります。展示会場で参加者を招き入れる集客方法の一つに、チラシ・フライヤーの活用があります。チラシ・フライヤーはどちらも用紙一枚の印刷物で、B4やB5、A4などのさまざまなサイズがあります。

これから展示会の出展を控えている企業担当者のなかには、「参加者に配布するチラシに何を記載すればよいか」「自社のブースへ訪問を促すポイントはあるか」など気になる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、展示会で配布するチラシの内容や、自社ブースへの集客力を高めるチラシ制作のポイントについて解説します。


目次[非表示]

  1. 1.展示会で配布するチラシの役割
    1. 1.1.自社ブースへの訪問を促す
    2. 1.2.自社商材の特徴をつかんでもらう
  2. 2.展示会のチラシに記載する内容
  3. 3.自社ブースへの集客力を高めるチラシ制作のポイント
    1. 3.1.①集客したいターゲット層を明確に示す
    2. 3.2.②訴求する情報を絞る
    3. 3.3.③共感を得るキャッチコピーをつける
    4. 3.4.④参加者へのメリットを示す
  4. 4.まとめ


展示会で配布するチラシの役割

展示会で配布するチラシは、参加者に自社の企業名や商品・サービスの内容を端的に知らせる手段の一つです。主に以下の役割があります。


自社ブースへの訪問を促す

チラシには、自社ブースへの訪問を促す役割があります。

複数の企業が出展する展示会では、自社を知らない参加者も訪れます。ブース前でチラシを配り、企業名や商品・サービスを認知してもらうことで自社を知らない参加者が自社ブースを訪れるきっかけになります。

また、チラシの配布時に声かけを行い興味を持ってもらえれば、自社ブース内へとスムーズに誘導しやすくなります。


自社商材の特徴をつかんでもらう

参加者に自社商材の特徴をつかんでもらうことも役割の一つです。

チラシで商品・サービスの魅力やセールスポイントを分かりやすく記載すると、自社ブースを訪れた参加者の理解を促しやすくなります。

また、展示会当日に自社ブース内まで誘導できなかった場合でも、チラシを持ち帰ってもらうことで後日社内で検討してもらい、問い合わせにつながる可能性が期待できます。



展示会のチラシに記載する内容

展示会で参加者にチラシを配布する際は、商品・サービスの内容を分かりやすく紹介する必要があります。企業と商材の基本的な情報に加えて、ほかの商材との比較検討に役立つ情報や次のアクションを促す情報を記載します。


▼チラシに記載する項目の例

項目
内容
企業情報
企業理念、事業内容、事業規模、代表者名、本社所在地
商品・サービスの内容
特徴、機能、利用形態、活用場面、認証取得の有無
料金
契約形態、料金体系、プラン別の価格帯、初期・運用コストの一例
問い合わせ先
部署名、電話番号、メールアドレス、Webサイト



自社ブースへの集客力を高めるチラシ制作のポイント

チラシを活用して自社ブースへの集客力を高めるには、自社や商材への興味関心を喚起するためのアプローチが必要です。


①集客したいターゲット層を明確に示す

展示会で配布するチラシを制作する際は、集客したいターゲット層を明確に示すことがポイントです。

集客したいターゲット層を広げすぎると、「誰のための商品・サービスなのか」が曖昧になり、本当に来てほしい参加者にメッセージが届かない可能性があります。

ターゲット層を明確に示すことで、対象の参加者が“自分ごと”として捉えられるようになり、チラシの訴求力を高められます。また、自社商材と親和性の高い参加者を集客できると、商談化につながる可能性も高まると期待できます。


▼ターゲット層を明確に示す具体例

ターゲットの示し方
訴求例
肩書や職務で示す
「セキュリティ管理者のあなたに!」
「人事部ご担当者さま必見」
業務課題で示す
「人材育成にお悩みのあなたに」
「DX担当者の“困った”を○○で解決!」


②訴求する情報を絞る

配布したチラシに目を通してもらうには、参加者が気軽に読めるように訴求する情報を絞ることが重要です。

チラシは、パンフレットやカタログなどと比べて文章を記載できるスペースが限られています。限られたスペースに情報を詰め込み過ぎると「何を伝えたいのか分からない」「読みにくい」と感じられてしまう可能性があります。

詳細な情報はWeb資料やパンフレットなどの別の媒体を用意しておき、チラシでは自社ブースに訪れたくなる心理導線を引くことがポイントです。


▼心理導線を引くための情報

  • 自社ブースで収集できる情報や体験できること
  • 商品・サ-ビスで解決できる課題と客観的に裏づけされた効果
  • 競合他社との違いが分かる情報
  • 展示会限定の特典(キャンペーンやノベルティなど)


③共感を得るキャッチコピーをつける

ターゲット層の共感や親近感を得られるキャッチコピーをつけることもポイントの一つです。

チラシを見た参加者に「今それに困っている」「そういった状況がよくある」などと思わせることで、商材に興味を持ってもらい自社ブースへの集客を促せます。


▼共感を得るキャッチコピーの例

  • 「経費精算にこんなお悩みありませんか?」
  • 「脱アナログが進まないのはなぜ?○○業務をもっとラクにしたい!」
  • 「営業力を上げたい!けど人材がいない。」


④参加者へのメリットを示す

商品・サービスを利用することによって、企業にどのようなメリットがあるかを具体的に示します。

例えば、商品の性能をアピールする際に「このような機能があります」ではなく「この機能でこのようなよい結果がもたらされます」という形式にすることがポイントです。

提示するメリットについては、アンケート調査や効果検証の結果、研究結果などで数値化された情報を記載することにより信憑性が高まり、説得力が生まれます。


▼参加者に示すメリットの例

  • 「企業の〇%が業務効率を改善できたと答えました」
  • 「設備の省エネ効果がこれまでの約〇倍に」



まとめ

この記事では、展示会のチラシについて以下の内容を解説しました。


  • 展示会で配布するチラシの役割
  • 展示会のチラシに記載する内容
  • 自社ブースへの集客力を高めるチラシ制作のポイント


展示会で配布するチラシには、自社ブースへの訪問を促したり、自社商材の特徴をつかんでもらったりする役割があります。

自社ブースの集客力を高めるには、参加者の興味関心を喚起して自社ブースに足を運びたくなるようなアプローチが必要です。ターゲット層を明確にして訴求する情報を絞るとともに、共感を得るキャッチコピーや参加者のメリットを提示することがポイントです。

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沖田
沖田
ビークスのディレクターです。オンライン・オフラインの展示会業務に関わる方に向けて最適な情報をお届けします。 ビークスは展示会サポート歴20年。イベント企画・デザイン・運営などのノウハウを活かして、展示会の開催・出展をトータルでサポートいたします。
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