【オンライン展示会のノベルティ戦略】配布する目的と参加者への渡し方
企業が顧客に配布するノベルティは、展示会の集客やアフターフォローに役立つ販促ツールの一つです。
オンライン展示会では、参加者と対面で接することができないため「ノベルティを配布できない」とお考えの担当者の方も多いのではないでしょうか。
しかし、渡し方を工夫すれば、オンライン展示会でも参加者にノベルティを配布することは可能です。この記事では、オンライン展示会でノベルティを配布する目的をはじめ、参加者へのノベルティの渡し方について解説します。
オンライン展示会の準備については、こちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。
目次[非表示]
- 1.オンライン展示会でノベルティを配布する目的
- 2.オンライン展示会でのノベルティの渡し方
- 2.1.①デジタルギフトを送付する
- 2.2.②参加者の住所に郵送する
- 2.3.③後日手渡しする
- 3.まとめ
オンライン展示会でノベルティを配布する目的
ノベルティとは、イベントの参加者や商品の購入者に対して、無料で配布するグッズ・景品のことです。一般的には、企業・商品の知名度向上、イベントの参加や商品の購入を促進する販促ツールとして用いられています。
オンライン展示会において参加者にノベルティを配布する目的には、主に以下の3つが挙げられます。
▼オンライン展示会におけるノベルティの目的
- オンライン展示会への集客
- 企業・商品のアピール
- 参加者情報・アンケートの取得
参加者に喜ばれるノベルティを配布することで、オンライン展示会へ参加するメリットが生まれて、集客の向上が期待できます。また、自社商材に関連したグッズをノベルティとして配布すれば、商材の直接的なアピールとしても有効です。
さらに、ノベルティの配布と引き換えに、オンライン名刺のような参加者情報やアンケートを取得することも目的の一つです。オンライン展示会の開催後も参加者とコンタクトを取れるため、アフターフォローや追客にも役立ちます。
▼オンライン展示会のノベルティ例
- 普段使いできるエコバッグ・トートバッグ
- 名入れの事務用品・文房具
- お菓子やドリンク など
オンライン展示会のノベルティには、日常生活や業務で使いやすいアイテムを選ぶことがポイントです。
オンライン展示会でのノベルティの渡し方
オンライン展示会では、リアル展示会のように参加後すぐにノベルティを手渡しすることができません。ノベルティ制作の準備やコストなどを考慮したうえで、目的・ターゲットに応じた渡し方を工夫することが大切です。
ここからは、オンライン展示会で参加者にノベルティを渡す3つの方法を紹介します。
①デジタルギフトを送付する
デジタルギフトは、現物品のノベルティを直接渡すのではなく、メールやSNSなどのオンライン経由でギフトを送付する方法です。
商品のURLやバーコードを添付して送信することで、受け取った方が店舗で商品を引き換えたり、買い物券として利用できたりします。
自社で商品購入や郵送が不要なうえ、少額から手軽に送付できるため、多くの参加者にノベルティを渡したいときに有効といえます。
▼デジタルギフトの送付例
- 参加者への謝礼として、コンビニ商品のデジタルギフトをメールで送付する
- アンケートに回答した方に、ネットショップのギフト券や図書カードネットギフトをWeb上で送付する
②参加者の住所に郵送する
オンライン展示会で参加企業または参加者の住所を取得して、後日その住所にノベルティを郵送する方法もあります。
開催後のアンケートやオンライン名刺によって、参加者または参加企業の住所情報を取得した場合に実践できる方法です。
自社オリジナルのノベルティを渡せるメリットがある一方で、梱包や郵送にコスト・労力がかかるといったデメリットがあります。
そのため、参加者全員ではなく、商談に至った方やアンケートに答えてくれた方など、特定の参加者に絞って郵送することもポイントです。
▼ノベルティの郵送例
- 商談に至った参加者に対して、自社オリジナルのノベルティを送る
- アンケート回答者へのお礼として、自社のロゴをプリントした事務用品を送る
③後日手渡しする
オンライン展示会の実施後に、対面営業のアポイントメントが取れた顧客に対して、ノベルティを手渡しすることも有効です。
営業担当者が参加者に直接ノベルティを手渡しすることで、謝礼の気持ちがより伝わりやすくなります。
また、顧客に喜ばれるノベルティは、自社を覚えてもらったり、愛着を感じてもらったりする効果が期待できます。そのため、顧客と良好な関係性を構築したい場合におすすめです。
さらに、オリジナリティのあるノベルティであれば、自社の存在感を高めつつ、競合他社と差別化を図れるため、対面で商談を進める際に有効といえます。
▼後日ノベルティを手渡しする方法
- 定例会の際に参加のお礼を兼ねて、オリジナリティのあるノベルティを手渡す
- アポイントが取れた顧客には商談時に手渡しする
まとめ
この記事では、オンライン展示会で配布するノベルティについて、以下の内容を解説しました。
- ノベルティを配布する目的
- ノベルティの渡し方
オンライン展示会でのノベルティには、集客向上をはじめ、自社商材をアピールする、参加者情報やアンケートを取得するといった目的があります。
参加当日に手渡しすることはできませんが、ノベルティの品をデジタル化して送る、郵送または後日手渡しするなど、目的・ターゲットを選定したうえで検討することが重要です。
また、オンライン展示会の開催には、ノベルティの用意だけでなく、サイト構築やコンテンツ制作などのさまざまな準備が発生します。
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なお、開催までの流れと準備については、こちらの記事をご確認ください。