catch-img

建築・建設の展示会の事例3選!デザインのポイントを押さえて展示会出展へ

建築・建設業界における展示会は、最新技術や素材、建築デザインのトレンドを発信し、企業の信頼性やブランド価値を高める絶好の場です。特に近年は、サステナブル建築やデジタル施工など、新たなテーマを軸にした展示が増加しています。

しかし、展示会出展を成功させるには、単に製品を並べるだけでは不十分です。建築・建設という“空間を創る”業界だからこそ、ブースの構造や素材、導線設計そのものが企業のメッセージを伝える重要な手段となります。

本記事では、建築・建設分野の展示会について、集客を高める工夫やサステナブルなデザインのポイント、事例をご紹介します。

\成功しない要因が分かる/ 展示会出展で困ったときに読む資料をダウンロードできます。

\成功しない要因が分かる/ 展示会出展で困ったときに読む資料_バナー

\導入事例の一覧ページはコチラ/

目次[非表示]

  1. 1.建築・建設の展示会
  2. 2.建築・建設の展示会デザインのポイント
    1. 2.1.集客につながる建築的工夫
    2. 2.2.環境配慮・サステナブル設計
  3. 3.建築・建設の展示会・ショールーム事例3選
    1. 3.1.①建設DX展|展示会ブースデザイン
    2. 3.2.②三和建設さま 住まいの総合ショールーム|リニューアルプロジェクト
    3. 3.3.③XTECH EXPO|展示会ブースデザイン
  4. 4.まとめ

建築・建設の展示会

建築・建設業界の展示会は、建材メーカー、ゼネコン、設計事務所、施工管理会社など、多様な業種が参加する総合的なビジネスイベントです。

展示会の主な目的は、製品や技術のPR、協業パートナーの発掘、業界トレンドの共有などにあります。特に、Japan Build(建築の先端技術展)や建築・建材展などは毎年数万人規模の来場者を集める大型イベントで、業界関係者の注目度も高い展示会です。

こうした展示会で成功している企業には、自社の強みを“空間”で伝える設計力があります。例えば、最新建材を扱う企業であれば、素材の質感や構造を実際に体験できる展示を構築し、単なるサンプル展示ではなく“建築空間としての魅力”を来場者に体感させます。

また、建築業界では空間構成そのものがメッセージとなるため、照明や動線、音響、素材選定など、細部まで設計意図を感じさせるブースが印象に残ります。ブースそのものを建築作品として構成することが、ブランドイメージを強く訴求するポイントです。

さらに、建築BIM(Building Information Modeling)により、デジタル技術を活用した展示も増えています。BIMデータを使って建築の完成イメージを3Dで表示する展示や、施工過程をシミュレーション体験できる展示は、来場者の理解を深めるだけでなく、商談機会を創出する有力な手段となっています。

\成功しない要因が分かる/ 展示会出展で困ったときに読む資料をダウンロードできます。

\成功しない要因が分かる/ 展示会出展で困ったときに読む資料_バナー

\導入事例の一覧ページはコチラ/

建築・建設の展示会デザインのポイント

建築・建設分野の展示会ブースは、単なるディスプレイではなく、建築的表現としての完成度が求められます。デザインの方向性を誤ると、せっかくの技術力や製品特性が十分に伝わらない可能性があります。

ここでは、来場者を惹きつける建築的工夫と、環境配慮・サステナブル設計の両面から成功のポイントを解説します。

集客につながる建築的工夫

展示会で成果を上げるには、まず来場者を立ち止まらせることが重要です。そのために、空間の重心や視覚的リズムを意識した建築的デザインが求められます。高さや奥行きのある立体構造で遠方から注目を集め、視線の流れに合わせたパネル配置で自然な導線を作ることが有効です。

さらに、照明演出によって立体感や心地よさを際立たせ、木材や金属などの建築素材を活かした造形や、触感を伴う体験型展示を取り入れることで、来場者の記憶に残る印象的なブースを構築できます。

環境配慮・サステナブル設計

建築業界では、サステナブルデザインは必須の要素で、CO2削減が重要課題となっています。

展示会においても、再利用可能な資材やリサイクル素材の活用、省エネ照明や太陽光発電型展示機器の導入など、環境配慮を反映したブース設計が求められます。さらに、設営・撤去時のエネルギー削減や輸送距離の短縮など、施工体制全体で環境負荷を抑える姿勢も重要です。

こうした取り組みにより、来場者に“環境に配慮する企業”という印象を与え、ブランド価値向上につなげられます。建築展示会は、単なる製品紹介の場ではなく、持続可能な建築のあり方を示す舞台として位置づけられます。

建築・建設の展示会・ショールーム事例3選

①建設DX展|展示会ブースデザイン

smartHR事例

建設DX展への出展にあたり、企業メッセージを的確に伝える展示ブースデザインを、企画から施工までトータルで担当しました。

白を基調としたシンプルで洗練されたデザインを採用しつつ、あえてトラス構造を露出させたりテント生地のシワを残したりすることで現場感を演出。最新の技術でありながら、現場の作業効率、生産性向上に高い親和性を持つことを表現する空間を実現しました。

②三和建設さま 住まいの総合ショールーム|リニューアルプロジェクト

三和建設さま 住まいの総合ショールーム|リニューアルプロジェクト

三和建設さまの住まいの総合ショールームを全面的にリニューアルしました。来場者が“自分らしい住まい”を体験的に発見できるよう、展示構成・素材・照明・導線を再設計。施工事例・素材・性能を分かりやすく伝える展示へと刷新しました。

顧客体験の質を高めるとともに、ブランドの信頼性と提案力を向上させるショールームとして生まれ変わりました。

③XTECH EXPO|展示会ブースデザイン

dropbox_事例

オンラインストレージサービスを訴求するにあたり、まだ浸透しきっていない建設業界への認知獲得を目指したプロモーションブースの企画提案を行いました。

単純なシステム説明だけでなく、あまり関係がないと思っていたIT領域で自社業務が楽になることを体験できるよう、IT×建設業が親和性高く調和する空間をご提供。

なお、ビークスではさまざまな展示会のサポートを行っております。ほかの事例についてはこちらの記事をご覧ください。

まとめ

この記事では、建築・建設の展示会について以下の内容を解説しました。

  • 建築・建設の展示会

  • 建築・建設の展示会デザインのポイント

  • 建築・建設の展示会・ショールームの事例

建築・建設分野の展示会は、ブース空間のデザインや構成を通じて、企業の技術力や理念を発信できる重要な場です。展示会の成功の鍵は、建築的要素を生かしたブース設計にあります。構造物の高さ・使用する素材・照明・導線などを組み合わせ、来場者の体験価値を高めることで、印象的な展示を実現することが可能です。

また、サステナブル設計の導入も不可欠です。再利用素材の活用や省エネ機器の導入により、環境配慮と企業姿勢を示すことができます。

展示会ブースは企業理念を体現する空間そのものです。建築デザインの視点を取り入れることで、信頼の構築や商談の機会へとつなげることができます。

ビークス』では、展示会の企画・制作・運営や、ショールームの空間デザインなどをトータルサポートしています。多様な展示会をサポートしてきた実績やノウハウを生かして、訴求力の高い展示会空間をプロデュースいたします。企画からブース設計、当日の運営まで一貫してサポートし、商材の魅力やブランド価値を最大限に引き出す空間デザインを実現します。

詳細はこちらの資料をご覧ください。

\成功しない要因が分かる/ 展示会出展で困ったときに読む資料をダウンロードできます。

\成功しない要因が分かる/ 展示会出展で困ったときに読む資料_バナー

\導入事例の一覧ページはコチラ/

沖田
沖田
ビークスのディレクターです。オンライン・オフラインの展示会業務に関わる方に向けて最適な情報をお届けします。 ビークスは展示会サポート歴20年。イベント企画・デザイン・運営などのノウハウを活かして、展示会の開催・出展をトータルでサポートいたします。
新着記事

展示会に関する記事

マーケティングに関する記事

オンライン展示会に関する記事

展示会・イベントの開催/ご出展をご検討中の方は
お気軽にご相談ください

【受付時間】平日 10:30~19:00
お電話でのお問い合わせはこちら
※在宅勤務実施のためお電話が繋がりにくい場合がございます。以下問い合わせフォームもご活用ください。
ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。


人気記事ランキング

新着記事

展示会に関する記事

マーケティングに関する記事

オンライン展示会に関する記事

タグ