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展示会に使用するキャプションの作り方。 印象アップにつなげる4つのコツ

展示会のブースづくりを検討する際、来場者に興味関心を持ってもらうには、いかに商品を魅力的に見せるかが重要なポイントとなります。

商品に対する見え方や印象を左右するのが“キャプション”です。キャプションとは、展示物の内容を簡潔に説明するための小さな名札のようなものです。

キャプションの内容を分かりやすく整理することで、展示商品の特徴を理解しやすくなります。これにより、商品の印象アップやスムーズな回遊につながることが期待できます。

これから展示会の出展を検討している企業のなかには、「キャプションには何を記載すればよいのか」「よい印象を持ってもらうにはどうすればよいのか」などと悩まれている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、展示会に使用するキャプションの基本的な作り方や印象アップにつなげるためのコツについて解説します。


目次[非表示]

  1. 1.基本的なキャプションの作り方
  2. 2.印象アップにつなげるキャプション制作のコツ
    1. 2.1.①余白を設ける
    2. 2.2.②文字の配置バランスを整える
    3. 2.3.③商品のイメージに沿ってデザインする
    4. 2.4.④アピールポイントを伝える語句を含める
  3. 3.まとめ




基本的なキャプションの作り方

キャプションの制作にあたっては、自社制作する方法と外部の印刷・制作会社に依頼する方法があります。

印刷・制作会社に依頼する場合、制作できるキャプションの種類は異なりますが、一般的には以下のようなサイズ・厚み・素材があります。


▼一般的なキャプションの種類

項目

種類

サイズ

  • 200mm×200mm
  • 100mm×300mm
  • 100mm×100mm
  • 40mm×100mm など

厚み

  • 3mm
  • 5mm
  • 7mm など
素材

スチレンボード

軽量で加工性に優れている

塩化ビニール

耐久性に優れている

ポリカーボネート

透明度が高く、耐衝撃性に優れている

アルミ複合板

発色がよく、耐久性・耐水性に優れている


また、展示する商品によってキャプションに記載する内容は異なります。基本の情報として、商品・サービス名・品番(製品番号)・素材・サイズ・価格・簡単な説明文などを記載することが一般的です。



印象アップにつなげるキャプション制作のコツ

商品を簡潔に説明する役割を持つキャプションは、記載する内容やデザインによって、見る人の印象が変わります。ここからは、商品の印象アップにつなげるためのキャプション制作のコツを4つ紹介します。


①余白を設ける

キャプションを制作する際は、文字をスペースいっぱいに記載するのではなく、周りに余白を設けることがコツです。

キャプションの周りに文字が敷き詰められていると、読みづらさを感じやすく、内容を理解しにくくなる可能性があります。

余白を取り入れて、文字同士が混雑しないようにすることで、視認性が高まり、ストレスを感じずに読みやすくなります。


②文字の配置バランスを整える

文字の配置バランスを整えて、キャプションの内容を記載することもコツの一つです。商品名や品番、説明文などをすべて同じ文字サイズ・間隔で記載すると、読み手が情報を整理しにくくなります。

以下のような方法を用いて、情報を視覚的に区切ることが有効です。


▼文字の配置バランスを整える方法

  • タイトルとなる商品名の文字を太く・大きくする
  • タイトルと説明文の間に空白スペースを入れる
  • 中央揃え・左寄せなどの配置を統一する など


③商品のイメージに沿ってデザインする

キャプションの素材や書体、色などのデザインは、展示する商品のイメージに合わせることがコツです。

キャプションのデザインは、ブース全体や商品自体の印象を左右する要素の一つです。商品のイメージと異なるキャプションは、統一感がない印象を与えてしまう可能性があります。

素材・書体・色によって見る人の印象が変わるため、自社商品のコンセプトや価値観などを反映したデザインにすることが重要です。また、商品カタログや企業パンフレットのデザインと統一性を持たせることも有効といえます。


④アピールポイントを伝える語句を含める

展示会に使用するキャプションには、展示商品や展示パネルの内容を簡潔に伝えるためのアピールポイントを記載する必要があります。

商品の基本的な特徴(仕様や品番など)に加えて、以下のような語句を含めると、来場者の目を惹きやすく、独自性が生まれます。


▼アピールポイントを伝える語句

  • 商品のコンセプトを反映したキャッチフレーズ
  • 使用シーンをイメージできるエピソード
  • 商品に対する企業の思いや今後のビジョン など



まとめ

この記事では、展示会に使用するキャプションについて、以下の内容を解説しました。


  • キャプションの基本的な作り方
  • 印象アップにつなげるキャプション制作のコツ


展示商品の説明に用いるキャプションは、記載する内容やデザインによって来場者に与える印象が左右されます。

来場者に好印象を持ってもらうには、余白をもたせて文字の配置バランスを整えたり、商品イメージに合わせたデザインにしたりすることがコツです。また、キャプションには商品のアピールポイントを伝える語句を取り入れることも重要です。

ビークス』では、オンライン展示会やハイブリッド展示会の企画立案からブース制作、キャプションの作成を含めた運営までをトータルサポートしております。


詳しくは、こちらからお問い合わせください。



なお、展示商品の魅力を伝えるための展示パネルについては、こちらの記事で解説しています。併せてご確認ください。

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沖田
沖田
ビークスのディレクターです。オンライン・オフラインの展示会業務に関わる方に向けて最適な情報をお届けします。 ビークスは展示会サポート歴20年。イベント企画・デザイン・運営などのノウハウを活かして、展示会の開催・出展をトータルでサポートいたします。
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