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展示会に出展する際の8つの注意事項。遵守するマナーやルールとは?

展示会に出展する際には、基本的なマナーを守るとともに主催者や会場が定めたルールを遵守する必要があります。

展示会の出展を検討するにあたり、「展示会でどのようなことに気をつければよいのか」「どのようなマナーやルールがあるのか」などと気になる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、展示会に出展する際の注意事項について解説します。


目次[非表示]

  1. 1.展示会に出展する際の8つの注意事項
    1. 1.1.①スタッフの服装
    2. 1.2.②自社ブース以外での写真・ビデオの撮影
    3. 1.3.③通路(自社ブース以外)での呼び込み・チラシの配布
    4. 1.4.④スタッフの不在
    5. 1.5.⑤喫煙や飲食物の提供
    6. 1.6.⑥強度な演出行為
    7. 1.7.⑦危険物を用いたデモンストレーション
    8. 1.8.⑧知的財産権に関わる展示
  2. 2.まとめ


展示会に出展する際の8つの注意事項

展示会の出展にあたっては、基本的なマナーと主催者や会場で定められたルールを遵守して準備・運営を行うことが大切です。気をつけておく事項には、以下の8つが挙げられます。


①スタッフの服装

1つ目は、当日の運営にあたるスタッフの服装です。

展示会に出展する際、スタッフの服装は企業の印象やブースの雰囲気に影響を与えます。必ずしもスーツを着る必要はありませんが、展示会のテーマに合った服装を選択することが重要です。また、清潔感を損なわないように汚れやにおいなどにも気をつける必要があります。


▼展示会にふさわしい服装選びのポイント

  • スタッフの服装を統一する
  • 企業のカラーやブースのコンセプトに結びつける
  • 商材のターゲット層に合わせる


②自社ブース以外での写真・ビデオの撮影

2つ目は、自社ブース以外での写真およびビデオ撮影です。

自社ブース以外で写真やビデオを撮影する行為は、ほかの企業の情報漏えいにつながるおそれがあるため、基本的に禁止されていますます。会場や競合他社のブースを撮影したい場合には、事前に主催者に相談しておく必要があります。


③通路(自社ブース以外)での呼び込み・チラシの配布

3つ目は、通路での呼び込みやチラシの配布です。

自社ブース以外で参加者の呼び込みをしたり、チラシを配布したりする営業活動は主催者によって禁止されていることがあります。看板や旗などが通路にはみ出しているような場合も含まれます。

また、展示会のルールによっては、駐車場や最寄り駅などでの営業活動を禁止していることもあるため、事前に確認しておくことが重要です。


④スタッフの不在

4つ目は、スタッフが不在になることです。

ブース内に参加者がいない状態でも、スタッフが不在になるとブース内での事故や破損、盗難などにつながるおそれがあります。

このようなトラブルを避けるために、ブースには常にスタッフがいるように人員配置を調整しておくことが重要です。また、主催者の許可なく決められた時間より前に撤去の作業をすることも避ける必要があります。


⑤喫煙や飲食物の提供

5つ目は、展示会場での喫煙や飲食物の提供です。

現在、健康増進法の一部を改正する法律の施行によって受動喫煙を防止するための規定が定められています(2021年10月1日時点)。多くの人が集まる場所においては、喫煙所以外での喫煙は原則禁止とされています。

また、ブース内で飲食物を提供するときは保健所への申請が必要になるケースがあるため、事前に保健所に相談しておくことが重要です。

出典:政府広報オンライン『屋内は原則禁煙!受動喫煙防止のルールを守りましょう


⑥強度な演出行為

6つ目は、展示ブースでの強度な演出行為です。

展示ブースでの演出は、参加者の興味を惹いたり商材を印象づけたりする役割がありますが、主催者によって一定のルールが定められています。周囲のブースに迷惑をかけないために、強度な演出行為はしないように注意が必要です。

強度な演出行為に当たるケースには、以下が挙げられます。


▼強度な演出行為の例

  • 映像やBGMを大音量で流す
  • 強い光を発する照明を設置する
  • スモークマシンを用いて発煙させる


⑦危険物を用いたデモンストレーション

7つ目は、危険物を用いたデモンストレーションです。

展示会場には多くの人が集まるため、火災や事故には十分に注意する必要があります。デモンストレーションのために危険物を持ち込む場合には、事前に展示会の主催者に相談しておくとともに、許可が出た場合でも防災対策や安全措置を怠らないようにすることが重要です。
 

▼危険物の例

  • ガソリン
  • リチウムイオン電池
  • ガスボンベ
  • 水素貯蔵タンク など


なお、デモンストレーションの際に危険物を使用しない場合でも、実演を行う場合は思わぬけがをしないように細心の注意を払う必要があります。


⑧知的財産権に関わる展示

8つ目は、知的財産権に関わる展示です。

展示会では、特許権・商標権・著作権などの知的財産権を侵害するおそれのある物品や映像などを展示・配信することは禁止されています。

ブースでの展示物や配信する動画コンテンツなどが知的財産権の侵害に該当しないかどうかを事前に確認しておくことが必要です。




まとめ

この記事では、展示会に出展する際の8つの注意事項について解説しました。


  1. スタッフの服装
  2. 自社ブース以外の写真およびビデオ撮影
  3. 通路(自社ブース以外)での呼び込み・チラシの配布
  4. スタッフの不在
  5. 喫煙や飲食物の提供
  6. 強度な演出行為
  7. 危険物を用いたデモンストレーション
  8. 知的財産権に関わる展示


上記のほか、展示会場または主催者によって個別のルールが定められている場合もあるため、事前に規則やマニュアルを確認しておくことが大切です。

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なお、中小企業の展示会出展を成功させるポイントについてはこちらの記事をご覧ください。

  中小企業の展示会戦略! 成功させるための5つのポイント 展示会に出展すると、自社商品・ブランドの認知拡大や販路開拓などの効果が期待できます。しかし、展示会の出展にはさまざまな準備や工数が必要です。また、自社を知らない来場者に興味を持ってもらうには、ブースに呼び込んで興味関心を高めるアプローチ方法にも工夫が求められます。 さらに近年では、オフライン展示会だけでなく、オンラインやハイブリッド形式の展示会も登場しており、出展にあたって新たなノウハウも必要とされています。 中小企業のなかには「予算が限られているなかでどのようなアプローチができるか」「自社を知らない層にも興味を持ってもらうにはどうすればよいか」など、成果に結びつける戦略を考えている方もいるのではないでしょうか。 この記事では、BtoB向けの展示会に出展を検討している中小企業さまに向けて、出展の際に気をつけることや、展示会を成功させるためのポイントを解説します。 株式会社ビークス【サービスサイト】


沖田
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ビークスのディレクターです。オンライン・オフラインの展示会業務に関わる方に向けて最適な情報をお届けします。 ビークスは展示会サポート歴20年。イベント企画・デザイン・運営などのノウハウを活かして、展示会の開催・出展をトータルでサポートいたします。
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