展示会の広告はなぜ重要? 集客を図る広告の手法6選
展示会の集客施策に活用できる広告には、さまざまな種類があります。自社のターゲット層に見てもらいやすい広告を選ぶことで、展示会の集客数を向上できる可能性が期待できます。
これから展示会の出展を控える企業担当者のなかには、「集客施策に広告の活用を検討している」「広告の種類や活用のポイントを知りたい」とお考えの方もいるのではないでしょうか。
この記事では、展示会の出展を告知する広告の重要性や、集客施策に活用できる広告の手法について解説します。
なお、自社ブースへの集客を促すイベントのアイデアについては、こちらの記事をご確認ください。
目次[非表示]
- 1.展示会の出展を告知する広告の重要性
- 2.展示会の集客につなげる広告の手法6選
- 2.1.➀自社のWebサイト
- 2.2.②SNS広告
- 2.3.③Web広告
- 2.4.④紙面広告
- 2.5.⑤DM(ダイレクトメール)
- 2.6.⑥プレスリリース
- 3.まとめ
展示会の出展を告知する広告の重要性
展示会の出展を告知する広告は、より多くの参加者に訪れてもらい、見込み顧客の獲得につなげるために重要といえます。事前に告知を行わない場合には、自社を認知していない層や課題・ニーズを自覚していない潜在層の集客は期待できません。
自社を知らない潜在層にも展示会に訪れてもらうには、事前に企業や商材について興味を持ってもらう必要があります。
広告を出稿すると、自社を知らない層の認知を獲得できるほか、展示会のテーマや商材について興味を持ってもらえるきっかけとなります。
自社について既に興味を持つ人を集客できると、展示会当日にスムーズな名刺交換や商談につながりやすくなり、見込み顧客の獲得数を増やすことが期待できます。
展示会の集客につなげる広告の手法6選
展示会の集客に向けて広告を出稿する際は、複数の手法を組み合わせて告知を行うことがポイントです。ここでは、代表的な広告の手法を6つ取り上げます。
➀自社のWebサイト
自社のWebサイトで展示会の出展を告知する方法です。
自社のWebサイトは、商材に興味を持っている人が閲覧するため、展示会の情報を見て参加してもらえる可能性が高いと考えられます。また、ほかのメディアで広告を見た人が企業のWebサイトに訪れて詳細を確認するケースもあります。
▼自社のWebサイトで告知を行うポイント
- トップページや最新ニュースなどの目にとまりやすい場所に掲載する
- 商材やプログラム、特典などの詳細な情報を記載する
- 新商品や新ブランドの場合は特設ページを用意する
②SNS広告
展示会に関する認知を拡大させたい場合には、SNSで広告を打ち出す方法が有効です。SNSで告知を行う方法は、大きく2つに分けられます。
▼SNSで告知を行う方法
- 自社のSNSアカウントで情報を発信する
- SNSの広告枠に配信する
自社のSNSアカウントで情報発信すると、フォローしているユーザーだけでなく、シェア機能によって投稿内容が拡散されやすくなります。
また、SNSの広告枠に配信する場合では、ユーザーの属性を選んで広告を表示できるため、自社のターゲット層を狙ったアプローチが可能です。
▼SNSで告知を行うポイント
- ターゲット層が利用しているSNSを選ぶ
- コンセプトや商材のイメージが伝わるイラスト・動画を掲載する
- 自社WebサイトのURLを掲載する
③Web広告
Web広告は、インターネット上で配信する広告です。
特定のキーワードやエリアを設定したり、展示会のテーマと関連するWebサイトを選んだりして広告を配信できるため、展示会に興味を持ってくれそうな層との接点を創出することが可能です。
▼展示会の告知に活用できるWeb広告の例
種類 |
概要 |
リスティング広告 |
検索エンジンでユーザーが検索したキーワードに関連して表示される広告 |
ディスプレイ広告 |
Webサイトの広告枠に表示される広告 |
動画広告 |
SNSや動画配信サービスなどの広告枠に動画で表示される広告 |
リスティング広告は、展示会や商材に関連するキーワードを設定して、該当するキーワードを検索したユーザーに広告を表示できます。そのため、顕在層へのアプローチに有効です。
ディスプレイ広告は、広告の内容に関連するWebサイトに配信することから、自社を知らない顕在層へのアプローチに適しています。
また、動画広告は、テキストと画像のみの広告と比べて多くの情報量を短時間で伝えられます。これにより、展示会への興味関心を高める効果が期待できます。
④紙面広告
紙面広告は、新聞や雑誌、フリーペーパーなどの広告枠に掲載したり、フライヤーをポスティングしたりする広告手法です。
Web広告では接点を持てなかった層や、出展エリアの近隣にオフィス・事業所を持つ企業などにアプローチできます。また、展示会の情報が記載された紙面が手元に残るため、記憶に残りやすいという利点もあります。
▼紙面広告で展示会の告知を行うポイント
- 読者層にターゲット層が含まれる媒体を選ぶ
- 会場にアクセスできるエリアに絞って配布する
⑤DM(ダイレクトメール)
オフィス・事業所の住所を知っている見込み顧客に対しては、封書またはハガキで展示会の案内に関するDM(ダイレクトメール)を送付する方法があります。
DMを送付するには広告物の印刷や郵送などに費用がかかりますが、企業名・住所を記載することで“自分ごと”として捉えてもらい、展示会の参加につながる可能性が期待できます。
▼DMで展示会の告知を行うポイント
- 挨拶状や招待状を同封して特別感を演出する
- 展示会のコンセプトが分かるメインビジュアルを掲載する
- 出展時に紹介する商材やセミナーに関する資料を同封する
なお、DMの作り方やデザインのポイントについてはこちらの記事で解説しています。併せてご確認ください。
⑥プレスリリース
プレスリリースは、新聞や雑誌、ニュースサイトなどの広告枠を購入して自社の情報を発信する手法です。
認知度が高く影響力のあるメディアで展示会の出展について告知を行うことで、認知の拡大や話題性の向上などが期待できます。
▼プレスリリースを配信して展示会の告知を行うポイント
- 自社の業界やターゲット層と親和性のあるメディアを選ぶ
- SNSや自社のWebサイトでも併せて情報発信を行う
- 出展に至った背景や目的を具体的に示す
まとめ
この記事では、展示会の出展を告知する広告について以下の内容を解説しました。
- 展示会の出展を告知する広告の重要性
- 展示会の集客につなげる広告の手法6選
展示会の出展で自社のターゲット層に参加してもらい、より多くの見込み顧客を獲得するには、広告を活用して事前の告知を行うことが重要です。
自社のターゲット層と接点を創出しやすいメディアで広告を打ち出すことにより、効率的に認知の拡大を図れます。また、広告を配信する際は、ターゲット層の興味関心を高める情報を掲載することもポイントです。
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