
オフィスエントランスのデザインで印象が変わる! 価値を高める空間づくりのポイントとは
来訪者を出迎えるオフィスエントランスは、企業のイメージを印象づける重要な場所となります。利便性や快適性を備えた設計に配慮するとともに、企業の個性を惹き立てるデザインにもこだわることが大切です。
オフィスの移転やリニューアルを検討している企業担当者のなかには「なぜオフィスエントランスのデザインが大切なのか」「好印象を与える空間をどのように作ればよいか」と気になる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、オフィスエントランスのデザインにこだわる理由や企業の価値を高める空間づくりのポイントについて解説します。
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目次[非表示]
- 1.企業がオフィスエントランスのデザインにこだわる理由
- 2.オフィスエントランスのリデザインにおける空間づくりのポイント
- 2.1.➀必要な機能を備える
- 2.2.②コンセプトに基づいて世界観を統一する
- 2.3.③ロゴやコーポレートカラーを取り入れる
- 2.4.④スムーズな動線を確保する
- 2.5.⑤ホスピタリティを意識する
- 3.まとめ
企業がオフィスエントランスのデザインにこだわる理由
オフィスエントランスは、会社の顔としての役割を持ちます。単なる出入り口と捉えるのではなく、自社の印象アップにつながる場所になるようにデザインを工夫することが重要です。
▼オフィスエントランスのデザインにこだわる理由
- 来訪者の受付・案内をスムーズにする
- 企業文化やメッセージを伝える
- 来訪者の期待感を高める など
来訪者を出迎えるオフィスエントランスでは、受付から担当者につなぐまでの誘導をスムーズに行うことが求められます。分かりやすい動線設計や待ち時間を快適に過ごせるデザインにすることで、来訪者を気遣う姿勢をアピールでき、企業への信頼を得やすくなります。
また、オフィスエントランスのデザインを通じて企業文化やメッセージを発信することも理由の一つです。企業らしさを視覚的な要素で表現することで、ブランドイメージの構築・向上につながります。
さらに、企業のアイデンティティが感じられる魅力的なデザインは、オフィスそのものの価値を高めて来訪者の期待感を高められるほか、従業員のエンゲージメントに結びつきます。テレワークやハイブリッドワークが普及するなか、会社に出社する意義や帰属意識を生み出すためにも、オフィスエントランスのデザインが重要といえます。
オフィスエントランスのリデザインにおける空間づくりのポイント
オフィスエントランスのリデザインを実施する際は、来訪者をスムーズに案内するための機能を備えるとともに、企業の世界観やイメージを空間全体で表現することがポイントです。
➀必要な機能を備える
来訪者が最初に訪れるオフィスエントランスには、受付から目的場所に案内するまでのフローをスムーズに行うための機能が求められます。
また、エントランスのスペースを活用して事業内容や商材を紹介したり、防犯性を高めたりすることもポイントです。
▼オフィスエントランスに求められる機能
機能 |
リデザインのポイント |
受付機能 |
有人の受付カウンター、または無人受付用のタブレット端末を設置して、簡易的に来客対応ができるようにする |
待合機能 |
来訪者との待合や打ち合わせなどに利用するデスク・チェアやソファの設置を行い、快適な空間をつくる |
情報発信機能 |
会社紹介動画やPR動画を配信するディスプレイ、自社商材の展示スペース、パンフレット用のスタンドなどを設置する |
セキュリティ機能 |
ICカードや生体認証による入退出管理、無人受付システムによる来訪者情報の記録などを行い、関係者以外の進入や情報漏えいを防ぐ |
②コンセプトに基づいて世界観を統一する
オフィスエントランスのリデザインを行う際は、コンセプトを明確にして世界観を統一することが重要です。
来訪者に対して伝えたいメッセージや与えたい印象、提供したい価値などを検討してコンセプトを策定することで、デザインを具現化しやすくなります。
企業理念や文化、価値観などを空間全体で表現することにより、ブランディングの効果が期待でき、来訪者に自社のイメージを印象づけられます。
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③ロゴやコーポレートカラーを取り入れる
企業のロゴやコーポレートカラーを積極的に取り入れることもポイントの一つです。自社を象徴する要素をデザインに採用することにより、来訪者に対してひと目でプロフィールを伝えられるほか、第一印象のインパクトを強められます。
▼ロゴやコーポレートカラーを取り入れるポイント
- 社名ロゴは入り口正面に大きく掲示して強調する
- 社名ロゴへの照明や電飾サインで際立たせる
- コーポレートカラーと調和する色彩で統一感を持たせる など
④スムーズな動線を確保する
オフィスエントランスには、見た目のデザインだけでなく、入り口から受付カウンターまでスムーズに移動できる動線を確保することが求められます。
従業員や宅配事業者などが頻繁に出入りする場合には、混雑しないように動線を分けることも一つの方法です。
▼オフィスエントランスの動線設計を行うポイント
- 受付カウンター・待合スペースの空間を家具やパーテーションで区切る
- 入り口から受付カウンターまでの案内サインを掲示する
- 従業員用のドアを分けて設置する
- 執務室を経由せず会議室や応接室にアクセスできるようにする など
⑤ホスピタリティを意識する
来訪者を案内するまでの少しの時間でも快適に過ごしてもらえるように、ホスピタリティを意識した空間づくりをすることが大切です。オフィスエントランスでおもてなしの姿勢をアピールすることで、企業に対する信頼や好印象につながります。
▼ホスピタリティを意識した空間づくりのポイント
- 待ち時間に休憩できるソファを設置する
- 待合スペースにウォーターサーバーを設置する
- 観葉植物やBGMを取り入れる など
ビークスが手掛けた空間デザインの事例は、こちらからご確認いただけます。
まとめ
この記事では、オフィスエントランスについて以下の内容を解説しました。
- オフィスエントランスのデザインにこだわる理由
- オフィスエントランスのリデザインにおける空間づくりのポイント
オフィスエントランスは、来訪者を出迎える大切な場所です。滞在時間は短いですが、デザイン性や機能性によって企業に対する印象が変わるため、来訪者にとって居心地のよい空間をつくることが重要といえます。
また、企業理念や文化が反映された独自性のあるオフィスエントランスは、従業員のエンゲージメント向上にも結びつきます。デザインを考える際は、従業員側の利便性にも配慮して動線や設備を整備することがポイントです。
『ビークス』では、20年以上にわたって空間デザインに携わってきた豊富なノウハウを生かして、オフィスデザインやショールームの企画から施工までをトータルサポートしています。企業理念やブランドの世界観を具現化して、オフィスに新たな価値を創出します。
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