ウェビナーにおける4つの集客方法と参加率を向上させるコツ
インターネット上で開催するウェビナーは、場所の制約がないことから、幅広い顧客層の集客が期待できるとして企業に取り入れられています。より多くの参加者を獲得するには、事前の集客施策が欠かせません。
マーケティング担当者のなかには、「どのようにウェビナーの集客施策を練ればよいのだろう」「参加者を増やすためのコツを知りたい」と考える方もいるのではないでしょうか。
本記事では、ウェビナーの効果的な集客方法をはじめ、参加率を向上させるコツについて解説します。
目次[非表示]
- 1.ウェビナーの効果的な4つの集客方法
- 1.1.①自社Webサイトでの周知
- 1.2.②ポータルサイトへの出稿
- 1.3.③メール・DMの送付
- 1.4.④Web広告の掲載
- 1.5.⑤SNSでの周知
- 2.ウェビナーの参加率を向上させるコツ
- 2.1.①参加メリットの提示
- 2.2.②リマインドメールの送付
- 3.まとめ
ウェビナーの効果的な4つの集客方法
ウェビナーの集客方法はさまざまです。そのなかでも、効果的な方法として以下の4つが挙げられます。
①自社Webサイトでの周知
1つ目は、自社Webサイトでウェビナーについて周知を行う方法です。
自社Webサイトに訪れるユーザーは、すでに自社や自社商材を認知している層といえるため、集客につながりやすいといえます。
ウェビナーの周知を行う具体的な方法には、以下が挙げられます。
▼自社Webサイトにおけるウェビナーの周知方法
- オウンドメディアにプレスリリースを掲載する
- 自社ブログでウェビナー情報を配信する
- ウェビナー専用のランディングページ(LP)を用意する
なお、自社Webサイトで周知する際は、ウェビナーの情報掲載に加えて、申し込みフォームのリンクを設置することも重要です。
②ポータルサイトへの出稿
2つ目は、さまざまな企業がウェビナーの告知を行うポータルサイトに自社の情報を出稿する方法です。
ポータルサイトでは、業種やテーマなどに応じて、自社のウェビナーを宣伝できます。自社Webサイトでは接点を持つことが難しい、あるいは自社を知らない潜在層にもリーチできることが特徴です。
また、ポータルサイトのユーザーは、すでにウェビナー参加への意欲が高いと考えられるため、自社との接点を持つことができれば、集客につながると期待できます。
ただし、ポータルサイトでは、競合他社のウェビナー情報に埋もれてしまう可能性もあります。そのため、ターゲットやウェビナーの目的に応じたサイト選びが重要です。
③メール・DMの送付
3つ目は、既存顧客や過去に接点を持った見込み顧客に対して、メール・DM(ダイレクトメッセージ)を送付する方法です。
メール・DMの送付には、見込み顧客リストに一斉送付する方法と、ターゲットを絞って送付する方法があります。
一般的には、過去にウェビナーに参加した方、問い合わせや資料請求があった方に絞ってメール・DMを送付するほうが、ウェビナーに興味を持ってもらいやすいと考えられます。
いずれの場合も、メール・DM送付にかかる労力・コストを踏まえて、ターゲットに応じた配信方法を検討することが重要です。
④Web広告の掲載
4つ目は、Web広告を掲載する方法です。
ターゲットの目にとまりやすい媒体にWeb広告を掲載することで、ウェビナーの申し込みページへ効率的に誘導できるようになります。
ただし、複数の媒体で配信するとなると、費用が高額になる可能性がある点には注意が必要です。
Web広告を配信する方法には、以下が挙げられます。
▼Web広告の配信方法
配信方法 |
特徴 |
メリット |
リスティング広告 |
ユーザーが検索エンジンで検索したキーワードに応じて表示する |
商材やウェビナーについて興味があるユーザーと接点をつくれる |
SNS広告 |
FacebookやTwitter、InstagramなどのSNS上に掲載する |
フォロワー以外にも拡散される可能性があるため、認知の拡大、潜在層へのリーチにもつながる |
バナー広告 |
メディアの広告枠に一定期間掲載する |
読者層が自社ターゲットにマッチしている場合に集客が期待できる |
⑤SNSでの周知
5つ目は、自社アカウントのSNSを活用して周知を行う方法です。
自社のWebサイトにアクセスしない方や、自社を知らない潜在層にも周知することが可能です。
周知する際はウェビナーの内容や画像を掲載して、潜在層の興味を引きます。インパクトのある内容であれば、情報を拡散されることも期待できます。
SNSでの周知は手軽に行えますが、ウェビナーの情報が拡散されない場合は、潜在層に周知できない可能性があります。普通の内容を投稿するだけでは集客につながりにくいため、投稿内容を十分に検討することが必要です。
ウェビナーの参加率を向上させるコツ
ウェビナーの集客では、ターゲットに開催情報を周知するだけでなく、参加を促すための工夫が必要です。ここからは、ウェビナーの参加率を向上させるコツを2つ紹介します。
①参加メリットの提示
1つ目のコツは、集客施策の際に、ウェビナーに参加するメリットを提示することです。
参加するメリットを伝えることで、特別感が生まれて、参加してもらえる可能性が高まると期待できます。
参加するメリットの例は、以下が挙げられます。
▼参加メリットの例
- 業界や商材に関する情報・ノウハウをまとめた無料レポートの提供
- ウェビナーの録画データの提供
- 無料相談会の実施
- 参加者限定の割引サービスの提供
- 無料サンプル品の提供
②リマインドメールの送付
2つ目のコツは、ウェビナーに申し込んだ方に対して、こまめにリマインドメールを送信することです。
たとえば、ウェビナーの申し込みから開催まで日数が空く場合、日程を失念したり、日時を間違えたりする可能性があります。
一週間前から当日にかけて数回のリマインドメールを送付することで、開催日時を再確認してもらい、参加率の向上を図れます。
なお、オンライン展示会の集客方法については、こちらの記事で解説しています。併せてご確認ください。
まとめ
この記事では、ウェビナーの集客について以下の内容を解説しました。
- 効果的な4つの集客方法
- 参加率を向上させるコツ
ウェビナーで参加者を集めるには、事前の集客施策がカギとなります。
効果的な集客方法として、Webサイト・SNSでの告知やポータルサイトへの出稿、メール・DMの送付、Web広告の配信が挙げられます。
集客施策を実施する際には、参加のメリットを提示したり、ウェビナーの開催前・当日にリマインドメールを送付したりすることで、参加率の向上が期待できます。
「ウェビナーの参加者が集まらない」「新しい顧客に参加してもらえない」などの課題をお持ちの方は、集客施策の強化を図ってみてはいかがでしょうか。
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なお、ウェビナーのやり方については、こちらの記事で解説しています。併せてご一読ください。