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展示会のレイアウトは重要? 興味関心を惹く設計のポイント

展示会に出展する際に重要になるのが、ブースのレイアウトです。自社ブースに訪れてもらい、商談やセミナーなどにつなげるためには、来場者の興味関心を喚起するレイアウト設計が必要です。

しかし、「どのようなレイアウトにすればよいのか」「レイアウト設計は何を重視したらよいのか」など、疑問を持つマーケティング担当の方もいるのではないでしょうか。

本記事では、展示会におけるレイアウトの重要性や設計のポイント、コツについて紹介します。


目次[非表示]

  1. 1.展示会におけるレイアウトの重要性
  2. 2.展示会のレイアウトを設計するポイント
    1. 2.1.①回遊しやすい動線
    2. 2.2.②興味関心を惹くキャッチコピー
    3. 2.3.③魅力が伝わる商品配置
    4. 2.4.④手に取りやすい販促ツールの設置位置
  3. 3.展示会のレイアウトを考えるときのコツ
    1. 3.1.①出展目的やターゲットを明確にする
    2. 3.2.②“AIDMA”の法則を取り入れる
  4. 4.まとめ


展示会におけるレイアウトの重要性

展示会のレイアウトは、来場者に自社のブースを見てもらえるか、商品・サービスに興味を持ってもらえるかを左右する要素の一つです。

オンライン・オフライン問わず、展示会に出展しても自社ブースに足を運んでもらえなければ、企業のコンセプトや商品・サービスの訴求はできません。

また、来場者は限られた時間でブースを回ります。「何を取り扱っているか分からない」「ブースに入りにくい」といったレイアウトでは、自社を印象づけることが難しくなります。

リードの獲得や商談への移行につなげるためには、来場者の目にとまりやすく、興味関心を高められるようにレイアウトを工夫することが重要です。



展示会のレイアウトを設計するポイント

展示会のレイアウトを考える際は、動線や陳列方法などを工夫する必要があります。

レイアウトを設計するポイントとして、以下の4つが挙げられます。


①回遊しやすい動線

多くの来場者に足を運んでもらうには、回遊しやすい動線を確保する必要があります。会場内でのブースの位置・形状を確認して、出入りしやすいように入り口のレイアウトを検討します。

また、ブース内をスムーズに見て回れるように、入り口からの動線を意識して、見てもらいたい順番に商品やパネルを設置することがポイントです。

説明パネルは読んでほしい順に設置したり、レイアウトにメリハリをつけたりするなど、展示・装飾を工夫します。経路の最後に商談席を設ければ、名刺交換や商談へとスムーズに移行できます。


②興味関心を惹くキャッチコピー

ブースの上部や入り口などの会場内から見やすい位置に、来場者の興味関心を惹くキャッチコピーを掲示することが重要です。

展示パネルやポスターは社名・商品名を入れるよりも、分かりやすいフレーズのキャッチコピー、注意を惹きつけるアイキャッチを採用することがポイントです。

オンライン展示会の場合は展示パネルやポスターにリンクを貼ると、参加者が情報を確認しやすくなります。

なお、展示会で設置するパネルについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

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③魅力が伝わる商品配置

自社の商品・サービスの魅力を伝えるには、何をどのように展示するか、商品の配置にもこだわる必要があります。

ブースの通路側に商品を配置することで来場者の目にとまりやすくなり、商品を手に取ってもらいやすくなります。

ブース内は商品を店舗のように大量に陳列すると、一つひとつの印象が薄れやすくなります。そのため、商品の魅力を最大限に伝えるには、メイン商品をきれいに陳列したり、ブースの中心に配置して目立たせたりすることがポイントです。

なお、商品のディスプレイで訴求力を高めるポイントについては、こちらの記事で解説しています。

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④手に取りやすい販促ツールの設置位置

販促ツールの配布はブースへ立ち寄れない来場者や、商談につながらなかった来場者への訴求にも役立ちます。

ブースの入り口や展示台付近など、来場者の目にとまりやすく手に取りやすい位置にチラシ・パンフレット・ノベルティを設置することがポイントです。

オンライン展示会の場合は、見やすい場所に資料やパンフレットのダウンロードページのリンクを設置するといった方法があります。



展示会のレイアウトを考えるときのコツ

興味関心を喚起して見やすいレイアウトにするには、来場者の立場になって動線や展示方法を考えることが大切です。

展示会レイアウトを考えるコツには、以下の2つが挙げられます。


①出展目的やターゲットを明確にする

展示会のレイアウトを考える際は、出展する目的やターゲットを明確にする必要があります。

目的・ターゲットを定めていない場合、動線やキャッチコピー、展示方法などに統一感がなくなり、来場者の興味関心を惹きにくくなる可能性があります。

レイアウトを決める際は、目的・ターゲットを明確化したうえで「来場者に何を伝えればよいか」「ターゲットの興味を惹くために必要なものは何か」を検討することが重要です。


②“AIDMA”の法則を取り入れる

展示会のレイアウトの動線を考える際は、“AIDMA(アイドマ)”の法則を意識します。AIDMAの法則とは、次の言葉の頭文字を取った消費行動に関する法則のことです。


▼AIDMAの法則

  • Attention(注意)
  • Interest(関心)
  • Desire(欲求)
  • Memory(記憶)
  • Action(行動)


例えば、キャッチコピーで注意・関心を惹き、来場者が実際に見てみたいと思えるような欲求を引き出します。そして、そこで見たものを記憶してもらうことで、商談・購買などの行動につなげる流れになります。

AIDMAの法則は、来場者の興味関心を惹きつけて、ブース内への誘導・回遊を促すためのレイアウトを考える際に役立ちます。



まとめ

この記事では、展示会のレイアウトについて以下の内容を解説しました。


  • 展示会のレイアウトの重要性
  • 展示会のレイアウトを設計するポイント
  • 展示会のレイアウトを考えるときのコツ


展示会において、リードの獲得や商談などにつなげるためには、来場者の目を惹き、興味関心を喚起するレイアウト設計が重要です。

商材の魅力が伝わるレイアウトを設計するためには、ブース内の動線やキャッチコピー、商品配置、販促ツールの設置位置などを工夫することがポイントです。また、訴求力を高めるためには、出展目的・ターゲットを明確にして伝えたい情報の優先順位を決める、AIDMAの法則を活用することがコツです。

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なお、オンライン展示会のコンテンツについては、こちらの記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください。

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沖田
沖田
ビークスのディレクターです。オンライン・オフラインの展示会業務に関わる方に向けて最適な情報をお届けします。 ビークスは展示会サポート歴20年。イベント企画・デザイン・運営などのノウハウを活かして、展示会の開催・出展をトータルでサポートいたします。
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