
展示会は意味ない? 成果につながる有意義な出展にするためのポイント
展示会は企業のビジネスチャンスを拡大するイベントとして実施されており、そのジャンルにおけるさまざまな企業が出展しています。
一方で、ビジネスシーンにおいては「展示会は意味ない」といわれるケースも見られます。
この記事では、展示会について、出展するメリットや意味がないように感じられるケース、有意義な出展にするポイントを解説します。
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目次[非表示]
- 1.展示会に出展するメリット
- 2.展示会が「意味ない」ように感じられるケース
- 2.1.コストに対する効果が実感できていない
- 2.2.集客ができていない
- 2.3.商材の成約につながっていない
- 3.有意義な展示会にするためのポイント
- 3.1.①展示会の目標を明確にする
- 3.2.②事前と会期中両方の集客施策を策定する
- 3.3.③参加者へのフォローアップを欠かさない
- 4.まとめ
展示会に出展するメリット
意味がないといわれてしまうこともある展示会ですが、出展することでさまざまなメリットが期待できます。
▼展示会に出展するメリット
- 見込み顧客と直接会話ができる
- 自社商材に興味を持つ層にアプローチしやすい
- 既存顧客との関係性の強化が図れる
- 認知拡大に活用できる
- 競合他社や業界の情報収集が行える
展示会は自社商材に関する宣伝活動の機会となるだけでなく、顧客との関係性構築や情報収集の場としても活用できます。
なお、展示会のメリットについてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。
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展示会が「意味ない」ように感じられるケース
展示会が「意味ない」ように感じられる場合、効果の実感がしにくい状態になっていたり、集客・商談がうまく行えていなかったりするケースが考えられます。
コストに対する効果が実感できていない
展示会の出展にはコストが生じるため、コストに見合った効果が実感できていない場合には出展の意味がないように感じられやすいといえます。
展示会のメリットは多岐にわたりますが、その効果を実感するには明確な目標設定が必要です。目標が曖昧な場合、目標に向けた施策や効果測定の実施が難しくなり、展示会の効果を実感しにくくなります。
集客ができていない
自社ブースへの集客が十分に行えていない場合、展示会に出展する意味がないと判断されやすいと考えられます。
展示会を通じて顧客との関係性構築や認知度の向上を図るには、参加者に自社ブースを訪れてもらう必要があります。展示会に出展する際は、集客施策をあらかじめ策定しておくことが重要です。
商材の成約につながっていない
展示会を通じて多くの見込み顧客を獲得したり、認知の拡大に成功したりしても、最終的に自社商材の成約につながらなければ出展の意味がないといえます。
展示会の出典を商材の成約に結びつけるには、展示会後のフローも含めた施策が必要です。
有意義な展示会にするためのポイント
展示会への出展を有意義なものにするには、目標の明確化や集客施策の策定、参加者へのフォローアップが欠かせません。
①展示会の目標を明確にする
展示会の目標を明確にすることで、出展による効果を実感しやすくなります。
展示会の目標設定には、SMARTの法則を活用することが有効です。SMARTの法則は、5つの要素で構成されています。
▼SMARTの法則を構成する要素
- 具体的である(Specific)
- 計測可能である(Measurable)
- 達成可能である(Achievable)
- 関連性がある(Relevant)
- 期限がある(Time-bound)
設定する目標は、計測・達成可能な具体的な内容にする必要があります。また、目標の達成と企業・従業員の利益を関連づけたり、期限を設けることも重要です。
なお、展示会の目標設定についてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。
②事前と会期中両方の集客施策を策定する
展示会において自社ブースを訪れる参加者を増やすには、集客施策の策定が重要です。
展示会の集客を効率的に行うには、事前の施策だけでなく会期中に展示会場内で行う施策も求められます。
▼展示会の集客施策
事前の施策 |
会期中の施策 |
|
|
なお、集客のアイデアについてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。
③参加者へのフォローアップを欠かさない
展示会で獲得した見込み顧客と商談を進めて商材の成約につなげるには、会期後に参加者へのフォローアップを行って中長期的な関係性を築くことが欠かせません。
フォローアップはお礼メールから始めることが有効です。お礼メールによって自社ブースの内容を思い出してもらえるほか、自社の印象を強める効果も期待できます。
加えて、お礼メールの開封率や遷移先へのアクセス率を基に相手の興味関心度を測ることで、以降のフォローアップも効率的に行いやすくなります。
▼興味関心度に応じたフォローアップの例
興味関心度 |
フォローアップの例 |
高 |
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中 |
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低 |
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なお、展示会のお礼メールについてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。
まとめ
この記事では、展示会について以下の内容を解説しました。
- 展示会に出展するメリット
- 展示会が「意味ない」ように感じられるケース
- 有意義な展示会にするためのポイント
展示会では自社商材を宣伝できるだけでなく、顧客との関係性の構築や情報収集も行えます。
展示会をうまく活用して有意義な出展にするには、目標の明確化や集客施策の策定、参加者へのフォローが重要です。
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