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展示会で参加者が情報収集を行う方法。企業側が対応する3つのコツ

展示会では、参加者が事前または当日に何らかの手段によって展示会に関する情報を得てから、興味を持った企業の展示ブースに訪れます。

参加者がどのようにして展示会や出展企業に関する情報収集を行うかを知っておくことで、効率的な集客施策とアプローチを行えるようになります。

これから展示会の出展を控えている企業担当者のなかには、「展示会の参加者はどのようにして情報収集を行うのか」「企業側で参加者に情報を発信するポイントを知りたい」などとお考えの方もいるのではないでしょうか。

この記事では、展示会で参加者が情報収集を行う方法と、企業側が対応するコツについて解説します。


目次[非表示]

  1. 1.展示会で参加者が情報収集を行う方法
    1. 1.1.出展企業からの招待状・案内メールを見る
    2. 1.2.展示会のフライヤーや出展企業のSNSを見る
    3. 1.3.会場を一周して気になるブースを探す
  2. 2.参加者による情報収集を踏まえた企業側による対応のコツ
    1. 2.1.①幅広いメディアで情報発信を行う
    2. 2.2.②キャッチコピーやメインビジュアルで訴求する
    3. 2.3.③オンラインでの配信を行う
  3. 3.まとめ



展示会で参加者が情報収集を行う方法

自社の展示ブースに訪れてほしいターゲットに対して的確なアプローチを行うには、参加者がどのようにして情報収集を行うかを知っておくことが重要です。


出展企業からの招待状・案内メールを見る

出展企業によって直接送付された招待状や案内メールは、既にその企業を認知している顧客が展示会への出展を知る情報源となります。

招待状や案内メールは、主に以下のような顧客に送付します。


▼招待状・案内の対象となる顧客の例

  • 商談を行ったことのある見込み顧客
  • 過去に展示会・セミナーに参加したことがある見込み顧客
  • 継続的に関係性がある取引先
  • 自社メールマガジンの登録者 など


顧客が招待状や案内メールを通して展示会に興味を持つことで、自社の展示ブースを訪れる可能性が期待できます。

なお、展示会のDM(ダイレクトメール)や案内状については、こちらの記事で詳しく解説しています。

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展示会のフライヤーや出展企業のSNSを見る

展示会場内で配布するフライヤーは、参加者にとってまだ認知していない企業の情報を得られる媒体の一つです。フライヤーを見て興味を持つことによって、その企業の展示ブースへと訪れるきっかけとなります。

また、出展企業が運営するSNSで発信された情報がシェア・拡散されることで、参加者の目にとまり、展示会に訪れるケースもあります。

なお、展示会で配布するフライヤーについては、こちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。

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会場を一周して気になるブースを探す

特定の展示ブースへの訪問を目的としていない参加者は、展示会の当日に展示会場内を一周して、興味関心を抱いた企業の展示ブースへと足を運びます。

通路から見た展示ブースの印象や訴求内容、競合他社との違いなどが、参加者とって足を運ぶかどうかを判断する情報となります。



参加者による情報収集を踏まえた企業側による対応のコツ

展示会の参加者がどのように情報収集を行っているのかを踏まえたうえで、企業側での集客施策や展示ブースでのアプローチを検討する必要があります。


①幅広いメディアで情報発信を行う

自社を認知していない潜在層の参加を促すには、展示会場内で配布するフライヤーだけでなく、幅広いメディアで事前に情報発信を行うことがポイントです。


▼情報発信を行うメディアの例

  • SNS
  • 業界の専門誌
  • 地域の情報誌やフリーペーパー
  • プレリリース配信サイト など


また、自社のオウンドメディアに展示会の詳細を記載しておくと、ほかのメディアを見て興味を持った層への情報提供が可能になり、展示会への参加を促せます。

なお、展示会の集客アイデアについてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。

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②キャッチコピーやメインビジュアルで訴求する

自社ブースを目的とせずに展示会場内を一周している参加者に興味を持ってもらうには、キャッチコピーやメインビジュアルで訴求することが重要です。

キャッチコピーやメインビジュアルによって展示ブースの前を通る参加者へ訴求を行うことで、興味関心を惹きつけて訪問を促せるようになります。


▼キャッチコピー・メインビジュアルを作成する際のポイント

  • ブースで扱う商材の強みを分かりやすい言葉で端的に示す
  • 商材の魅力とイメージを視覚的に伝えるイラストや画像を掲示する
  • ターゲット層が持つ悩みや課題と関連性のあるベネフィットを示す
  • お得感・限定感をアピールして、参加者の感情に訴えかける など


キャッチコピーを掲示する際には、詳細な情報を詰め込みすぎないようにするとともに、遠くからでも内容を直感的に理解できるビジュアルと併せて訴求することがポイントです。

なお、参加者の興味を惹くキャッチコピーやブースづくりについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

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③オンラインでの配信を行う

事前に案内を送ったものの展示会場に訪れることができなかった方に対して、展示会の様子をオンラインで配信することも有効です。やむを得ず参加できなかった層との接点を創出することで、集客の間口を広げられます。


▼オンラインで配信するコンテンツの例

  • セミナー配信
  • デモンストレーション動画の配信
  • オンライン上でのコンテンツ設置 など


また、オンライン配信であれば、事前に案内をしなくても展示内容に興味がある人が視聴できることから、新たな見込み顧客と接点を得られます。この見込み顧客に対して招待状や案内メールを送付すれば、次回以降の展示会に参加してもらえる可能性が期待できます。

なお、オンラインでのセミナー配信についてはこちらの記事をご確認ください。

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まとめ

この記事では、展示会の参加者が行う情報収集について以下の内容を解説しました。


  • 展示会で参加者が情報収集を行う方法
  • 参加者による情報収集を踏まえた企業側による対応のコツ


展示会の参加者は、配布されたフライヤーや招待状を見たり、会場を訪れた際にブースを一周したりして情報収集を行い、どこの展示ブースへ足を運ぶかを判断します。

自社の展示ブースへの集客を図るには、招待状の送付やフライヤーの配布だけでなく、さまざまな媒体で情報発信をしたり、同時にオンライン配信を行ったりすることが重要です。また、参加者の興味関心を惹きつけるには、展示ブースにキャッチコピーやメインビジュアルを掲示することもポイントです。

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沖田
沖田
ビークスのディレクターです。オンライン・オフラインの展示会業務に関わる方に向けて最適な情報をお届けします。 ビークスは展示会サポート歴20年。イベント企画・デザイン・運営などのノウハウを活かして、展示会の開催・出展をトータルでサポートいたします。
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