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展示会で有望なリードを獲得する事前準備と5つの実践方法。より多くの商談へつなげるコツ

※2026年5月14日更新

展示会に出展する際、多くの名刺を獲得しても、その後の商談になかなか結びつかないと悩むマーケティング担当者の方は多いのではないでしょうか。

展示会でのリード獲得は、当日の対応だけでなく、事前準備の質で成果の大半が決まります。KPIの設定やアクセスを集めやすいブース位置の分析に加え、リード獲得数の事前試算、そして展示会終了後の迅速なフォロー体制の構築が、商談化率を大きく左右する重要な要素です。

この記事では、オフライン・オンラインの両面から、展示会でリードを最大化し、確度の高い商談へとつなげるための事前準備と実践ポイントなどを解説します。

なお、オンライン展示会のリード獲得についてはこちらの記事で解説しています。

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目次[非表示]

  1. 1.展示会でのリード獲得に関わる3つの要素
  2. 2.展示会で多くのリードを獲得するための事前準備
    1. 2.1.KPIを設定する
    2. 2.2.商材との親和性が高い展示会を選定する
    3. 2.3.アクセスを促しやすいブースの位置を分析する
    4. 2.4.複数の媒体で事前告知を行う
    5. 2.5.スタッフのシミュレーションを行う
    6. 2.6.リード獲得数を事前に試算する
  3. 3.展示会でリードを多く獲得するための5つの方法
    1. 3.1.①ブースのデザインにこだわる
    2. 3.2.②アンケートの特典を用意する
    3. 3.3.③名刺交換につなげる対応を行う
    4. 3.4.④出展期間中に改善を図る
    5. 3.5.⑤個別相談ができる体制にする
  4. 4.獲得したリードを商談につなげるコツ
    1. 4.1.名刺を獲得したリードへお礼メールを送信する
    2. 4.2.興味関心に応じてリードの仕分けを行う
    3. 4.3.興味関心度に応じたフォローを実施する
  5. 5.オンライン展示会でのリード獲得
    1. 5.1.オンライン展示会の特徴とリード獲得のポイント
    2. 5.2.ハイブリッド開催を活用する
  6. 6.まとめ

展示会でのリード獲得に関わる3つの要素

展示会におけるリードの獲得数は、主に以下の3つの要素によって決定されます。

▼リード獲得に関わる3つの要素

  • 展示会全体での来場者数
  • タッチ率(来場者に対する接触割合)
  • リード獲得率(接触者に対する獲得率)

展示会によって規模はさまざまです。全体の来場者が多く規模の大きい展示会であるほど、自社ブースを訪れる来場者の数も期待しやすいと考えられます。

自社ブースに訪れた来場者に対してどの程度の割合でリードを獲得できるかによって、最終的なリードの獲得数が決定します。

いくら来場者数が多い大規模な展示会であっても、自社のブースに立ち寄ってもらえなければ意味がありません。特に“来場者に対してどれだけ接触できたか(タッチ率)”は、最終的なリード数を左右する重要な指標です。ブースの導線設計やスタッフの声かけなど、タッチ率をいかに引き上げるかが成功の鍵を握ります。

展示会で多くのリードを獲得するための事前準備

展示会でより多くのリードを獲得するには、事前準備が欠かせません。出展前に行っておく準備には、以下の6つが挙げられます。

KPIを設定する

展示会でリードの獲得に取り組む際は、最終的に達成したい目標となるKPIと、KPIを達成するための具体的な目標を設定する必要があります。

KPIを設定することで、展示会の最終目標を達成するために必要なリード数が明確になり、リードの獲得に向けた施策を検討しやすくなります。

▼リードの獲得に関するKPIの例

項目
設定例
KPI
  • 売上高
  • 成約数 など
KPIを達成するための目標
  • 事前の申込数
  • ブースへの集客数
  • 名刺獲得数
  • アンケートの収集数 など

商材との親和性が高い展示会を選定する

総合展示会の場合、出展する展示会を選定する際に、自社の商材と親和性が高い展示会を選ぶ必要があります。

総合展示会は、製造業や食品、科学技術などのテーマがあらかじめ決まっており、そこから分野が細分化されていることが一般的です。例えば、製造業の場合には、“半導体”“金属加工”“生産管理業務”などの分野が考えられます。

展示会に訪れると想定される来場者の属性とターゲット層が合致していれば、自社に興味関心を持ってくれる有望なリードの獲得を狙いやすくなります。

アクセスを促しやすいブースの位置を分析する

展示会への出展を申し込む際は、人どおりが多くアクセスを促しやすい位置を分析してブースを設計することが重要です。人目につきやすい位置にブースを確保することで、集客数を増やしてリード獲得数の増加につなげやすくなります。

▼展示会場内で人どおりの多い位置

  • 出入り口の近く
  • メイン通路の近く
  • 各区画の角

ただし、出展ブースの位置については抽選になることも多くあります。ブースの環境や周辺の状況などを分析したり、経験に基づく判断が必要になったりするため、詳しくはビークスまでご相談ください。

そのほか、自社ブースの入り口やレイアウトを検討する際には、会場内の通路からスムーズにアクセスでき、通路からブース内を覗きやすい動線を意識すると来場者を誘導しやすくなります。

なお、展示会の動線設計については、こちらの記事で詳しく解説しています。

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複数の媒体で事前告知を行う

展示会で自社に興味関心のあるリードをより多く獲得するには、自社ブースへの集客数を増やす必要があります。複数の媒体で事前告知を行うことで、自社を知らない層の集客につながると期待できます。

▼事前告知を行う媒体の種類

  • 自社のWebサイト
  • 自社のSNSアカウント
  • イベント情報を発信するポータルサイト など

また、既に自社のリストにある見込み顧客・既存顧客に招待状やDM(ダイレクトメール)で案内を送ってブースへの集客数が増えると、盛況によって注目が集まり、新たなリード獲得につながる可能性もあります。

スタッフのシミュレーションを行う

展示会でリードを獲得するためには、スタッフの対応についてシミュレーションを行っておくことが重要です。各スタッフが来場者に対して効率的な対応を行えるようにすることで、名刺交換によるリードの獲得までつなげやすくなります。

▼シミュレーションで押さえるポイント

  • 各スタッフの役割と動線
  • ブースを訪れた来場者への対応時間
  • スタッフのトークスクリプト など

また、シミュレーションによって決定したスタッフの対応内容は、マニュアル化して全スタッフに共有しておくことが有効です。

なお、展示会の運営マニュアルについてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。

リード獲得数を事前に試算する

展示会では、売上などの最終目標から逆算して必要なリード数を算出し、現場で対応可能な獲得数を事前に試算しておくことが重要です。

例えば、売上目標が100万円で成約率が10%の場合、約100件のリード獲得が必要になります。

一方で、展示会におけるリード獲得率は、ブース来場者数に対して5〜10%程度が相場とされています。つまり、100件のリードを獲得するためには、単純計算で1,000〜2,000人程度の来場者をブースに呼び込む必要があります。

しかし、実際にはスタッフの人数や対応スピードによって、すべての来場者に対応できるわけではありません。スタッフが5人、1人当たり1時間に5件対応でき、展示時間が6時間の場合、対応可能なリード数の上限は「5人 × 5件 × 6時間=150件」となります。

このように、理論上必要なリード数・来場者数と、現場で対応可能な数にはギャップが生じるため、事前の試算と調整が不可欠です。

展示会でリードを多く獲得するための5つの方法

展示会で有望なリードを多く獲得するには、来場者の興味関心を喚起するためのブースづくりとアプローチがポイントとなります。

①ブースのデザインにこだわる

来場者の目を惹くブースのデザインにこだわることで、集客数を増やしてリード獲得数の増加を図れます。

ただし、ただ目立つデザイン・装飾にすればよいというわけではありません。商談につながる見込みのあるリードの獲得を狙うためには、ターゲット層を意識して、商材やブランドのイメージに合うデザインにすることがポイントです。

▼ブースのデザインで押さえるポイント

  • 開放的なレイアウトで、入り口を分かりやすくする
  • ひと目で商材が分かるキービジュアルを設置する
  • ブランドイメージを反映して、ブース内の雰囲気を統一する

なお、展示会のブースづくりやレイアウトについてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。

②アンケートの特典を用意する

効率的にリードを獲得するために、自社ブースに立ち寄ることによる特典を用意して、その引き換えにアンケートへの回答を依頼する方法があります。

来場者への特典を用意することで、自社ブースに訪れるメリットが生まれて行動を喚起しやすくなるほか、アンケートの回答率が高まることが期待できます。

▼アンケートの特典例

  • サンプル品の提供
  • ノベルティの配布
  • 来場者限定の商材のキャンペーン割引 など

なお、展示会のノベルティ戦略についてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。

③名刺交換につなげる対応を行う

ブースの集客数を増やしてリードの獲得に結びつけるために、来場者への声かけや会話によって名刺交換につなげる方法があります。

声かけや会話を通して来場者の興味関心度合いを測ることで、商談への移行が期待できる有望なリードとの名刺交換につなげられます。

▼スタッフの対応例

  • ブースへの訪問を検討している来場者に挨拶をして、ブース内をご覧いただくように伝える
  • ブース内にいる来場者に声をかけて、展示会に参加する目的や課題を聞き出したのちに、名刺交換を依頼する など

スタッフの対応や名刺交換についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

④出展期間中に改善を図る

展示会が数日にわたって開催される場合、出展期間中にスタッフの対応やブースについて改善を図ることで、リード獲得量の向上が期待できます。

▼出展期間中に行える改善の例

  • トークスクリプトや接客内容を見直す
  • 人員配置を変更する
  • 動線を改善する など

出展期間中に改善を図るには、自社ブースに訪れたこれまでの来場者の反応や回収したアンケートのほか、競合他社の接客内容を参考にすることも有効です。

⑤個別相談ができる体制にする

ブース内で個別相談に対応できる体制を整えておくと、自社の商材に興味を持っている来場者との接点を構築しやすくなり、リード獲得につながります。

▼個別相談ができる体制の例

  • ブース内に個別相談用のスペースを設ける
  • 個別相談に対応できるスタッフをブース内に常駐させておく など

個別相談用のスペースを設ける際は、通路や入口とは距離を離しておくことがポイントです。通路や入口からの距離が近すぎると落ち着いて話をすることが難しくなるだけでなく、ブース内におけるほかの来場者の動線を邪魔してしまう可能性もあります。

獲得したリードを商談につなげるコツ

展示会への出展が終わったら、展示会中に獲得したリードを商談につなげることが重要です。リードを獲得しただけでその後のフォローを行わずにいた場合、成約に結びつけることが難しくなります。

名刺を獲得したリードへお礼メールを送信する

名刺を獲得したリードに対しては、展示会終了後にお礼メールを送信します。来場者の記憶が鮮明なうちにコンタクトを取ることが大切です。

会期後48時間以内の迅速なフォローが商談化率を大きく左右します。フォローが遅れるほど来場者の記憶は薄れるため、遅くとも48時間以内のアクションを目標に、事前にメールテンプレートを準備しておくことを推奨します。

また、お礼メールを送信する際は、展示会の内容を思い出してもらえるような情報や来場者と会話した内容などを記載しておくと、自社を印象づけやすくなります。

▼お礼メールに含める要素

  • 展示会での来訪に対する感謝
  • ブースで紹介した商材・サービスの概要
  • 自社ブースや商材の写真
  • 資料ダウンロードや個別相談への導線(CTA)
  • 担当者の連絡先・問い合わせ窓口の案内 など

なお、展示会のお礼メールについてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。

興味関心に応じてリードの仕分けを行う

獲得したリードは、展示会での対応内容やアンケート結果を基に興味関心度で仕分けを行います。すべてのリードに同じフォローを行うのは非効率なため、優先度を明確にすることが重要です。

▼リードを仕分ける際の判断ポイント

  • 展示会中にブースを訪れた担当者が決裁権を持っているか
  • 自社の商材が必要な時期が近いかどうか
  • お礼メールの開封率
  • お礼メールから誘導しているWebサイトへのアクセス率 など

▼仕分けの例

分類

基準

Aランク(高)

個別相談を実施、具体的な課題をヒアリング済み

Bランク(中)

ブースで会話し、興味を示したがまだ検討段階

Cランク(低)

名刺交換のみ、ノベルティ目的の可能性あり

名刺情報のデータ化にはAI名刺スキャンツールやMAツールとの連携が有効です。手作業での入力を省き、展示会当日中にデータ化を完了させることで、翌日からのフォローをスムーズに開始できます。

興味関心度に応じたフォローを実施する

仕分けの結果に基づき、リードの温度感に合わせた段階的なフォローを実施します。

Aランクのリードには営業担当が直接アプローチし、具体的な提案や商談日程の調整を行います。一方、BランクやCランクのリードに対しては、すぐに商談を迫るのではなく、ナーチャリング(見込み顧客の育成)を通じて関係を構築していくことが重要です。

▼興味関心度に応じたフォローの例

興味関心度

フォローの例

Aランク(高)

  • 担当者による架電
  • 打ち合わせへ向けた日程調整
  • 対面での情報提供 など

Bランク(中)

  • 相手の課題に対応したセミナーへの誘導
  • 導入事例に関する資料の提供 など

Cランク(低)

  • ステップメールの配信
  • メルマガによる情報配信 など

興味関心度の高いリードは今すぐにでも顧客になる可能性があるため、商談に結びつけるためのフォローを迅速に行うことが有効です。

興味関心がそれなりにある検討中のリードに対しては、相手の課題解決への意欲を高めるための施策を行います。

興味関心度が低いリードに対しては、相手の温度感に応じた情報提供を継続的に行って、興味関心を醸成する必要があります。

リード獲得で終わらせず、商談につなげるための具体的な手順を設計しておくことが、展示会の投資対効果を最大化するポイントです。

オンライン展示会でのリード獲得

近年はオンライン展示会やハイブリッド開催が増加しており、リード獲得の手法も多様化しています。リアルとオンラインを組み合わせることで、地理的な制約を超えてより幅広い層にアプローチできるようになりました。

オンライン展示会の特徴とリード獲得のポイント

オンライン展示会では、参加登録の段階でリード情報を取得できるため、参加者の属性データを事前に把握しやすいという利点があります。

▼オンライン展示会でリードを獲得する主な手法

手法

特徴

ウェビナー連携

展示会期間中にテーマ別のウェビナーを開催し、参加者の関心分野を特定する

チャット・商談予約機能の活用

リアルタイムのチャット対応や商談予約フォームを設置し、温度感の高いリードを即座に営業へつなげる

コンテンツダウンロード

ホワイトペーパーや製品資料のダウンロードをリード獲得の導線として設計する

ハイブリッド開催を活用する

オフラインの展示会とオンラインの施策を組み合わせるハイブリッド開催は、リード獲得の量と質を両立させる手法として注目されています。

例えば、オフラインの展示会で直接対話した来場者に対して、後日オンラインセミナーへ招待することで、継続的な接点を確保できます。逆に、オンラインで事前に関心を示した見込み顧客をオフラインの展示会ブースへ誘導すれば、対面での信頼構築が可能です。

展示会前にウェビナーやオンライン説明会を実施してテーマに興味を持つ層を事前に温めておくことで、当日の商談率が向上します。

ハイブリッド開催についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

まとめ

この記事では、展示会で有望なリードを獲得する方法について以下の内容を解説しました。

  • 展示会でリード獲得に関わる3つの要素
  • 展示会で多くのリードを獲得するための事前準備
  • 展示会でリードを多く獲得するための方法
  • 獲得したリードを商談につなげるコツ
  • オンライン展示会でのリード獲得

展示会でのリード獲得を商談という成果に結びつけるためには、事前準備・当日の対応・事後フォローの各フェーズを一貫した戦略のもとで取り組むことが重要です。

事前のリード数試算やブース設計によるタッチ率の向上、そして展示会終了後の迅速なフォローと中長期的なナーチャリング体制の構築が、商談化率を飛躍的に高めます。

さらに、オンラインやハイブリッド開催も効果的に取り入れることで、アプローチの幅を広げ、展示会を通じた成果の最大化につなげていきましょう。

ビークス』では、展示会の企画から制作、運営までをトータルサポートしています。あらゆる業界で展示会をサポートしてきた実績やノウハウを活かして、有望なリードの獲得につながる展示会をプロデュースいたします。

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ビークスのディレクターです。オンライン・オフラインの展示会業務に関わる方に向けて最適な情報をお届けします。 ビークスは展示会サポート歴20年。イベント企画・デザイン・運営などのノウハウを活かして、展示会の開催・出展をトータルでサポートいたします。
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